【フランスで生きる】森を歩きながら考えたシラノとの残り時間。
「今年はシラノの最後の春になるのだ」と、先週の獣医との話で悟った。
「来年もあるかも」と思うのは、希望を持つ意味ではいいけれど、今というときの大切さをぼやかしてしまうことでもある。
3か月になるか、夏を越せるか、11月に12歳の誕生日を迎えられるのか。
「できるだけ長く」とこちらの気持を押し付けて無理な治療をすることなく、「かわいそう」だから何でも食べてよしと体調を一気に悪くさせることも避け、できるだけ普通に大事にしていきたい。
別れを覚悟して過ごす時間があるのはありがた