第34回 P.S.アイラブユー(2007年 アメリカ) 死んだ旦那からの手紙。少し邪魔くさいかも。
脳腫瘍で死んだ旦那から妻宛に手紙が届く。
妻は夫の手紙にある指示通りに行動し、サプライズな経験をし、彼を思い出す。
はじめは素敵な話だと思い、自分も同じ立場になればこのサプライズを妻に試してるみようと考えていたが、途中からこれはむしろ妻にとって残酷な事だと気づく。
劇中でもそのことが話題になるのだが、亡き夫からの手紙は来続け、妻はその手紙に振り回される。
結果、夫は妻に自分を忘れて、新しい恋に前向きに生きろと伝えるのだが、この手法が正しいとは私は思わない。
いつまでも妻を縛り付ける夫からの手紙は行き過ぎ感が度を越えてる。
主役の二人はお似合い。だから、もっと違う展開の方が良かったな。
途中で現れるアイルランドの男前。まさか、ウォーキング・デッドのニーガン?
そして、この作品で唯一好きなシーンはあの恐ろしいミザリーを演じたキャシー・ベイツが最後にとてもキュートなお母さんを醸し出してたこと。キャシーベイツの他の作品が気になるくらい魅力的であった。これは意外!
もし、自分の死が予期でき、時間があるのなら私も同じく手紙を妻に用意したい。
しかし、一度きりにしようと決めた
★★★☆ 3.2点
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