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くだらない文章をもっと書きたい #お気に入りnote教えて

「不要不急な急企画」という言葉にとても惹かれました。タイトル画像はここ1年で最も不要だった写真で、出勤前の妻が朝食に食べようと出したまま何故か牛乳すらかけてもらえず夜まで放置プレイを受けたフルグラです。

こちらのお題は、あきらとさんがこの週末に企画されているものです。お話したこともないのに恐縮ですが、参加をさせていただきます。素敵なお題をありがとうございます。

ぼくは2月にnoteを始めてから、次の3つをテーマに書いています。

1.考えたこと    「言葉」を軸にした世界の見方とか
2.好きなこと   日本酒とか好きな場所とか折り紙とか
3.くだらないこと くだらないことを真面目に面白く書きたい衝動と鼓動

noteを始める前のここ数年は、1.と2.ばかり書いていました。Evernoteとかメモ帳とか色々なところに。特に1、自分の思考を目に見える形とするための文章は書いていて楽しいです。それが誰かと共鳴できると今度は嬉しい。たまに読み返して、仕事や生活を省みるきっかけにもなっています。

でもお気に入りは、不要不急すぎる3.のくだらない文章です。最近だと、20年来の思いを全力でくだらなく仕立てた以下の記事が好きです。

ぼくは漢検1級でも何でもない凡人です。でもどうしてか漢字は好きで、妻と「木編の漢字をどっちが多く書けるか勝負しよう」とかいう謎のゲームをたまにやります。この記事は、そんな漢字の1字1字に無駄な賞賛を与えまくったものです(ちなみ上の漢字ゲームは、かなり頭の体操になります)。


noteを書くようになったきっかけも、くだらない文章でした。

この「トップアスリートは名前もカッコいい」をFacebookに投稿した際に、友人がnoteを教えてくれたのがきっかけでした。幸運にも、こちらは今年2月の「今月のイチオシnoteクリエーター」にノミネートをいただき、正直noteを始めたばかりすぎて何が何だかよくわからなかったのですが、「こんな文章でも読んでくださる方がいるのか」と嬉しく思いました。

随分と前に運営していたテキストサイトで、くだらないショートショート(と呼べるのかもわからない代物)を8年ほど書いていました。高校時代、クラスメートが読んで笑ってくれたのが嬉しかったのをよく覚えています。

今でこそ法律や美術や人文科学に興味があるものの、文章を書くことが好きになったあの頃の影響は強いみたいで、真面目な文章を書いているとどこかで急降下の緩みを入れたくなります。それをこじらせたのか、真面目な文章をふざけて書くのが好きになってしまったみたいです。

「~はカッコいい」以外だと、最近はこんなのも書きました。15年前の高校時代の記憶を掘り起こした記事ですが、どうも真面目とふざけるのコラボが当時から好きみたいです。



…とは言ったものの、実際に書いている記事は真面目なものが多いです。お気に入りの文章と書きたい文章って違うのかな…と、この記事を書いていて思いました。その2つって一致しそうなものですが、ちょっとまだ自分でもよくわかっていません。

noteを旅していると、人に笑ってもらえるための文章に全身全霊を懸けている方がたくさんいて、その熱意にただただ尊敬をするばかりです。ほんとすごい。やはり最後はこだわる熱意なのかなとか思ってしまいます。

笑うというのも「人の心が動かされた形」のひとつで、もしかしたらぼくが目指したいのは、真面目な文章よりもそっちなのかもしれません。



他の方の「#お気に入りnote教えて」の記事も昨日からたくさん読ませていただいています。まだ出会ったことのなかった方のお気に入りがわかって、それを読むことができ嬉しいです。

あきらとさん、楽しい企画をありがとうございました。

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