【ポエム】眩惑

あたしが あなたに眩んでいる間に
あなたはもっと先へ行くのでしょう

あなたの残像に恋する間に
あなたはもっと先へ行くのでしょう

その姿も声も、幻で、不確かで
何にも触れない この指先が
あなたの背中をかする時

あなたは ただの瓦礫になるのだわ

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