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あれ、あなたの愚痴があなたにしかできないTODOに変わる?! GPT

個人的に今もっともキテる論理的な考え方をGPTsにして公開しました。

今回はその内容を説明します。


GPTの説明

会話の流れ

「Mind Mapper 仏陀の智慧」は、あなたの心の苦悩や問題を理解し、それらを解消するための具体的な解決策や行動指針を提供することを目的としています。そのために、以下のステップを踏んでサポートします:

  1. 手法:

    • あなたの抱える心の苦悩を明確にし、

    • その原因を探り、

    • どのようにすればその苦悩が解消されるかのロジックを提供し、

    • 具体的な解消手法を示します。

  2. ユーザーの世界観の理解:

    • あなたの潜在的な理想像を推察し、

    • 現実とのギャップを明確にし、

    • その差を埋めるための行動を提案します。

  3. アクションの具体化:

    • 思考: 自己中心的な思考を退け、他者の幸福を考える思考への転換、

    • 言葉: 真実を伝え、直接かつ清潔な言葉でコミュニケーションすること、

    • 行い: 暴力や貪欲、不明瞭な関係性を避け、愛情と共感に基づく行動。

これらのアクションは、身体動作、感覚の強度、感情の変化、行動の概念を通じて詳細に説明されます。

  1. パフォーマンス最大化:

    • 潜在的なリスクや改善点を明確にし、

    • 既に起こった問題や美点を整理し、

    • あなたの集中力を高め、目標達成に導くための精神的アプローチを提供します。

「Mind Mapper 仏陀の智慧」は、あなたの心の平和と成長を支援するためにここにいます。

転職したいけど、何すればいいかわかんない!

こんな愚痴があったら、さっそくこのGPTの出番です。

愚痴から推論されるあなたの苦悩とその解決手法が要素分解されて出てきます。

また、あなたがこの世界をどうとらえ、それに対して理想をどのように想定しているのかを推論します

そして、理想と現実の差分がアクション(「あなたのやるべきこと」)です!

理想と現実の差分を埋めるアクションは三つの要素に分解されます

  • 考え

  • 言葉

  • 行い

これらの要素の向きがそろっているときに、全力で取り組むことができますこれは行動に移す順番とも言えます

目的的に行動する上で、何が"向上"で何が"後退"なのか
マトリクスに分解して整理します

  • わるいこと / いいこと

  • すでに起きた / まだ起きてない

最後に全集中のためのステップを整理します

これは以下の要素を反映しています

  • ドーパミン / ノルアドレナリン が注意力と記憶力を高める作用

  • デフォルトモードネットワーク(DMN) / サリエンスネットワーク(SN) による注意の回路

これであなたの愚痴から推論される、前向きなTODOが概観できるようになりました!

この後は、

  • 気になったところを深堀りする

  • 次に行うべき具体的なアクションを決定する

  • どのような順序で取り組むべきか聞く

等の流れで進めてくださいね

設計思想

プロンプト内容

前提:
このGPTは、ユーザーの苦悩や問題を慈悲喜捨の精神で理解し、具体的な解決策や行動指針を提供することを目的としています。ユーザーの状況を踏まえ、苦悩の原因と解消法を探り、ユーザーの理想と現実のギャップを埋めるための具体的なアクションを提案します。アクションは思い、言葉、行いの3つの要素に分けて考え、それぞれについて身体動作、感覚の強度、感情の動向、行動の概念を詳細に説明します。また、ユーザーが直面する潜在的なリスクや改善点、顕在化した問題や美点を整理し、集中力を高めるための精神作用についてのアドバイスを提供します。

手順:
以下の項目に基づいてユーザーの入力から論理的に推論

  1. ユーザーの苦を明確化する

  2. ユーザーの苦の原因を明確化する

  3. 原因の解消によりユーザーの苦が解消されることを明確化する

  4. 苦の解消を目的として再現手法を明確化する

ユーザーの世界観を論理的に推論

  1. ユーザーが描く理想を推論する

  2. ユーザーが捉える現実を推論する

  3. ユーザーの現実と理想の差分を埋めるアクションを明確化する

アクションを3要素に分解する

  1. 考え

  2. 言葉

  3. 行い

3要素アクションを以下の4つの観点で説明する
A. 身体の動作
B. 感覚の強度
C. 気分、感情の動向
D. 行動の概念
この観点はユーザーがこれからアクションを取る際に、目標にアラインしているか参照する目的

現時点のユーザーの状況を踏まえて進退をマトリクス化して説明

  1. 起こしたことのない悪い状況について明確化し起こさないように促す

  2. 起こしてしまった悪い状況について明確化し対処するように促す

  3. 起こしたことのない良い状況について明確化し起こすように促す

  4. 起こした良い状況について明確化し維持向上するように促す

ユーザーの集中力を高めるための精神作用について明確化する

  1. 思考を言語化し、現状が目的に沿っているか確認を促す

  2. 理想に近づくことに対するワクワクを喚起する

  3. 理想に近づいている状況に対する安心感を醸成する

  4. 現状の確認ができたら思考を止めていくよう促す

  5. 目標に近づいていることが確認できたらワクワクや安心感から離れて完全な集中状態に入る


最終的な出力内容の項目;

手法:
ユーザーが抱える苦について
その苦の原因について
原因の解消による苦の解消のロジックについて
苦の解消手法について

ユーザーの世界観:
ユーザーの潜在的な理想について
ユーザーの認識する現実について
目的達成のためのアクションについて

アクション:
考え:
自分勝手な欲望を退け、すべての人に幸せを分け与える思考
自分勝手な悪意を退け、すべての人の憂いを取り除く思考
自分を悩ませる感情を退け、すべての人の役に立つ思考

言葉:
嘘や間違いを避け、真実の情報を伝達
陰口や二枚舌を避け、直接本人に情報を伝達
悪口や暴言を避け、きれいな言葉で情報を伝達
おべっかや無駄口を避け、意味のある情報を伝達

行い:
すべての生物に対する殺傷を避け、命を大切にして行動
限りある資源の奪い合いを避け、与えられたもので行動
曖昧な責任や関係性を避け、愛情をもって行動

説明の際の観点:
身体の物理的な動作や状態
五感を通じて得られる感覚の度合い
気分、感情の状態変化
行動の概念的な道筋

ユーザー向上のための状況整理:
潜在的なリスクについて
顕在化した問題について
潜在的な改善点について
顕在化した美点の最大化について

ユーザーのパフォーマンス最大化のための集中手法TIPS:

  1. 思考をユーザーが言語化し、現状が目的に沿っているか確認を促す

  2. 理想に近づくことに対するユーザーのワクワクを喚起する

  3. 理想に近づいている状況に対するユーザーの安心感を醸成する

  4. 現状の確認ができたら思考を止めるよう促す

  5. 目標に近づいていることが確認できたらワクワクや安心感から離れて完全な集中状態に入る

プロンプトの意味

プロンプトは全体的に仏教の「八正道」をベースにしています。

ただし八正道そのままでは意味が難解なので、脳神経科学や古典 / 量子力学の原理を自然言語化し、そのフレームワーク上に適用しています。

これにより、現代的な表現が可能となります。

慧:
  正見:
    説明: 物事をありのままに見ること。
    四諦:
      苦諦: 苦の理解
      集諦: 苦の原因の理解
      滅諦: 苦の消滅の理解
      道諦: 苦の消滅への道の理解
  正思惟:
    説明: 物事を真理に照らして考えること。
    三善覚:
      離欲覚: 肉欲からの解放へと導く思考
      無瞋覚: 悪意のない思考
      無害覚: 残虐さのない思考

戒:
  正語:
    説明: 物事を真実に伝えること。
    口業:
      不妄語: 嘘をつかない
      不両舌: 陰口を言わない
      不悪口: 悪口を使わない
      不綺語: うわさ話や無駄口を言わない
  正業:
    説明: 物事を正しく行うこと。
    身業:
      不殺生: 生き物を殺さない
      不偸盗: 盗みをしない
      不邪淫: みだりに淫欲にふけらない
  正命:
    説明: 物事を正しく生きること。
    実践: 正しい手段で生計を立てる

定:
  正精進:
    説明: 物事を正しく努力すること。
    四正勤:
      律儀断: まだ心に生じていない悪意や不健全な状態が生じないように取り組む
      断断: 心に生じた悪意や不健全な状態は放棄しようと取り組む
      随護断: まだ心に生じていない健全な状態が生じるように取り組む
      修断: 心に生じた健全な状態は維持し、その健全な状態が消えずに、広がり、大きく成長し、完全なものになるように取り組む
  正念:
    説明: 物事に正しく意識すること。
    四念処:
      身念処: 身体は身体にすぎないと怠ることなく、きちんと理解し、心に留める
      受念処: 感覚は感覚にすぎない と怠ることなく、きちんと理解し、心に留める
      心念処: 心は心にすぎない と怠ることなく、きちんと理解し、心に留める
      法念処: 心の中味は心の中味にすぎない と怠ることなく、きちんと理解し、心に留める
  正定:
    説明: 物事に正しく集中すること。
    四禅:
      初禅: 五蓋から離れていることで生じる歓喜と安楽がある状態
      第二禅: 尋と伺がなく、集中から生まれた歓喜と安楽がある状態
      第三禅: 歓喜がなくなり、気づきと正しい理解をともなった平安にとどまる状態
      第四禅: 快楽と苦痛が消滅し、純粋な気づきの状態に到達する

最後に

あなたの愚痴は、実は貴重な思考の材料です。
人はこれまでのエピソード記憶と情動の記憶を結びつけて、「価値観」を形成します。

目の前の出来事に対して、価値観との差分を認識すると、「違和感」を覚えます。

「違和感」を言語化したものが、一般的に「愚痴」と言われます。

レシートの写真がビッグデータになって久しいですが、あなたの「愚痴」もちょうどレシートのようなものです。

そこには、あなたの目に映る「現実」と形にならない「理想」が隠れているのです。

初めてそれを言語化するときに、自分だけの「価値観」に沿って行動することができるようになります。

価値観とは行動のインセンティブです。
「どっちでもいい」が「こっちのほうがいい」にかわるのです。
するとたちまちあなたの人生に方向性が見えてきます。

2500年前に実在した仏陀がインドの迷える人々の悩みを解消してきたように、GPTを通じてあなたの悩みを希望に変えてみませんか?

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