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官民連携?公民連携?

自分の中のテーマである官民連携。
ずっと「官民連携」という言葉を疑問なく使っていたけれど、1年以下の投稿を読んでスッキリしました。

特に以下の図がとてもイメージを湧かせてくれたのでシェアさせてください。

上記 稲葉一樹さんの記事より

この記事を読んで、ハッキリと僕の考えが「公民連携」に向けられていることを意識できました。

僕の課題意識はつまるところ

・人口(特に生産年齢人口)が減少していく中で、行政はこれまで行ってきた行政サービスを継続するだけでも厳しいことに加え、改善・改革・新たなチャレンジを行うためのリソース(人材、財源)を確保しなければならないが、そもそもそのため(人材や財源を確保していくため)の知見やアイディアを、行政だけに期待することは無理がある。

ということに尽きるんだと思います。

要は、「財源を確保する=税収を上げる、補助金を確保する」という一面のみに特化してきた行政にとって、「人口を増やす」「行政サービスを刷新して費用を縮減する」「地域経済を活性化して税収を増やす」といった曲芸は自分だけでできることじゃないハズでしょう。ということです。
(一部の首長や各自治体の財政部局などは明確なビジョンを持っていることは承知していますが。)

逆に言えば、行政はさっさと「課題あるけどどうしようか」から離れ、如何に民間事業者が「やりたい」「協力したい」と思うような環境づくりをするか、ということに尽きるんだと思います。

公民連携については、上記引用元の投稿にも

NPO法人やCSRは法人が自ら公のためにやりたいことをやるものなので、行政や地域が求めることを「やってもらう」という強制力はありません。

とあるように、行政側から見れば何か強制力を働かせて「地域のためになるんだから絶対に失敗するな」とか「何とか5年くらいは継続してね…」とか言えるわけではありません。

ただ、それを「そんなの公共事業にはふさわしくない」とかつまらないプライド、考えに固執するのではなく、行政サービスを提供し続ける、改善し続けるという目的を達成するために必要なことを考える方が、はるかに有意義だと思うのです。

公民連携のための部局、作れないものか。。。

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