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プレゼンター側から見た、より良いセミナー講義とは?

好きな動物は小さな犬。
こんにちは、澁谷です。

今回は、2024年1月16日に実施した札幌商工会議所主催「#SNSノススメ」プロジェクトのプレゼンセミナー講師として登壇してきました。

こちらのプロジェクト概要は以下。

SNS を用いた発信力の強化や若者世代への企業認知度の向上を希望する中小企業と、地元の企業について理解を深めたい、就職・就活を前に社会人と交流を持ちたいと考える学生をマッチングし、学生は企業訪問や社員との交流等を通じて企業への理解を深めながら、企業は学生と SNS の運用を協働することで効果的な SNS運用方法を身につけ、企業認知度・好感度の向上を目指す長期(約4か月間)プロジェクトです。

新卒採用のためにSNSを利用している企業側が、
就活生に向けてどうやったら目に留めてもらえるか?
SNSを通じて新しい顧客層として
若者世代にアプローチを広げるためにはどうしたら良いか?
そんなお悩みを持つ企業さまが、
現役大学生にSNS運用をお願いし、
リアルな学生・若者視点をいれ
効果的なSNS活用を目指すというもの。

このプロジェクトの集大成として、
学生が企業さまへプレゼンするということもあり、
プレゼン前の学生に向けてプレゼンのコツや
資料の作り方を伝えるため、
セミナー講師として登壇してきました。

今回は、プレゼンターの視点から見た、
より効果的なセミナー講義の作り方に
ついて考えたいと思います。

セミナー成功の鍵は受講者とのリレーション構築

今回のセミナーは学生に向けた
初心者でもプレゼンターになれる「プレ伝」という講義。
大学の講義やワークショップでも何度もやっているので、
話し慣れているのは事実。

回を重ねるごとに、スライドも修正しているし、
話す内容も少しづつカスタマイズしています。

しかし!何より大切なのは内容の充実はもちろん、
受講者とのリレーション構築が不可欠です。

今回のセミナーに登壇して感じた大切な3つのこと。

受講者とのコミュニケーションを意識する

セミナーでは、一方的な情報の伝達だけではなく、
受講者との双方向のコミュニケーションを
重視することが大切です。
時には話を振ったり、目を見てうなづきを促したり
受講者に意識を傾け、
それに応じた対応をすることで、
参加者の関心と参加意欲を高めることができます。

大切な部分は一人を見て話したり、
「これから言うことは非常に大切です」
という注目を作りながら、
言葉なくして気持ちもリレーションすること。
この意識を持つだけでも
セミナー全体の好感度爆あがり間違いありません。

アクティブリスニングの実践
アクティブリスニングとは、
相手の話を注意深く聞き、理解しようとする姿勢。
「質問ありますか?」は大抵手が上がらないけど、
「一番前のあなた。プレゼンをした経験はありますか?」
と具体的な質問を投げかけ受講者の反応を見ながら
しっかりと話を聞く。うんうん頷きながらしっかりと。
それに対し登壇側がコメントをすることで
参加者は自分の意見を取り入れてくれていると感じ、
よりセミナーに参加した感覚を与えることができます。

受講者の関心・ニーズに合わせた内容の提供

受講者一人ひとりのニーズや関心に
合わせた内容を提供することで、
セミナーの有効性が高まります。
最近セミナーでも取り入れているリアルタイム質問ツール。

「なんのアプリを使ってますか?」

という問いに対し、スマホで読み取った画面を見ながら
受講者が選択していくその様子をリアルタイムでグラフ表示。

参加者は「他の受講者は何を使っているのだろう」
という興味関心に応えることに繋がり、
かつ、その場の受講者が何を求めているのか
参加者全員で把握することで会場の一体感を作ることができます。
最近取り入れたプレゼンでのリレーション対策。
こちらぜひ取り入れてみてください。
無料なら3つまで質問を組み込めます。


インタラクティブな活動の導入

インタラクティブな活動をセミナーに取り入れることで、
受講者の参加意欲を高め、
より深い理解を促進することができます。

今回のセミナーは2部構成で、
後半はワークショップを開催しました。
プレゼンの講義を聞いた後に、
テーマに合わせてプレゼンをしてもらう企画です。

4名の学生が積極的に発表してくれた場面は、
その時間だけでも一体感が生まれていると感じました。
グループディスカッションやワークショップなど、
受講者が積極的に関われる時間を取り入れると
セミナーもより充実したものになりますね。
これは自分自身でも良い企画だったと思います。

受講者中心のセミナーを

優れたセミナーは、単に情報を伝える場ではなく、
受講者とのコミュニケーションと相互作用の場。
受講者視点に立ったインタラクティブなプレゼンが
より充実したセミナーを提供できることに繋がります。

一方通行じゃダメなんです。
これからは参加型インタラクティブセミナーです。

こうしたセミナーを重ねていき
より人と繋がる、人の心が動く
価値を提供し続けていきたいと誓うのでした。

最後まで記事を読んでいただきありがとうございます!
弊社での取り組みや、私自身が取り組んでいる教育関連の活動、AIやweb3についてなど、クリエイティブな視点で記事を発信していきますので、ぜひまた遊びに来てください!


自然農園 澁谷でした。では、また。
#採用資料の作り方   #会社説明会資料デザイン #Z世代採用戦略 

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