プラトニックな妄想

決して言葉にはできないその想い。 日々の生活で浮かぶ瞬間。 甘くて苦い、妄想の毎日。

プラトニックな妄想

決して言葉にはできないその想い。 日々の生活で浮かぶ瞬間。 甘くて苦い、妄想の毎日。

最近の記事

擬態。

Mくんや彼に惹かれるのは自分と同じく孤独を愛する空気があるからなのに、 自分は時折り人付き合いできるかのような振る舞いをする事がある。 仕事も同じで、 今の役割をやったことはないのに、 さも経験者であるかように振る舞ったりする。 モノづくりを生業にしているわけではないのに、 まるでモノづくりをしている人かのように質問したりする。 こころの性が女なのか男なのかよくわからないのに、 その時々で好きな方に振れる。 瞬間瞬間を擬態して過ごすのが自分の生き方のような気がしてきて

    • 彼のためにできる事ってなんだろう

      妄想するだけじゃなく 彼の幸せに少しでも寄与できたらなぁと 思うのはいいけれど 一体何をしたらいいのか皆目見当がつかない。 彼の心の機微を掴んでボールを投げ込んだり 落ちそうなボールを拾ったりできたらいいのだけれど それが今はできていない。 余計なことは嫌いそうだから、何もしないのがいいのかな、と思ったりもする。 こういう時はただ待つ。 観察しながら待つ。 それしかないのかな。 その中で気づくことを一つ一つ拾っていく。 それが遠回りのようで正攻法なのかもしれない。 喜怒

      • 欲しいのは、存在。

        風に揺れる竹林。 風の騒めきは風そのものの音じゃなく 風に揺られるもの達が生み出す音。 その姿と音に身を任せながら もしここに彼がいたら、と、想いを馳せる。 何かをしたいわけじゃなく 言葉を交わすことが目的でもなく ただ この瞬間を共有したいと。 同じ瞬間に身を任せたいと。 そうしたらきっと 語らずとも何かを伝え合えるんじゃないのかなと そんな思いが浮かび上がってくる。

        • 妄想で、抱かれる。

          雪深い別荘地 三角屋根の扉を開けると シンとした空気がそこにある 部屋は小さなリビングだけ 壁に設られた暖炉に火を灯し その人は傍のベンチに腰掛ける 私もそっと隣に腰掛ける 暮れゆく景色と暖炉の火が溶け合う 時間を忘れてただ心を放つ 暖かい空気が流れ始めた頃 その人は私の手をとる その人と私は指と指を編んで優しく握る そのまま目を閉じて その人と私はただただ寄り添う そのまま時を忘れて 二人その瞬間に抱かれる

          幸せの価値観を乗り換える

          幸せと不幸せは表裏一体。 どちらか優勢になれば揺り戻しが起こり、 人生トントンになるという話。 若い頃に苦労したから今がある? 言うほど苦労したかな。 仕事でストレスにさらされているから オフに幸せな瞬間がある? どうなんだろう。 人生トントン説があると幸せが逆に不安の素になる。 この状態はなんだかイマイチだから、 幸せをシェアしてパイを大きくする説に乗り換えていきたいな。

          幸せの価値観を乗り換える

          伝えない美学

          どれだけ妄想を重ねても 想いは高まれどあの人には伝わらない。 私の中だけの、閉じた想い。 伝わらない、それでいい。 想いを伝えないから夢を見られる。 生きていくための美しさ、儚さが 私の中で結晶化していく。 想い続けることで生まれるこの痛み苦しみ そして妄想で引き起こされるカタルシスのかけらが 積もり積もって想いの結晶になる。

          ひとり旅はいつも妄想連れ

          身に纏う服 向かう先 目的地での時間 吸う空気 いつもそこには貴方の気配がある ひとりでいても 貴方と一緒に旅をしている

          ひとり旅はいつも妄想連れ

          妄想のかけら

          指が、触れる。 肌に、触れる。 ほんの少しだけ。 指先だけ。 それだけでスイッチが入る。 カラダの何かが起動する。 カラダから光があふれる。 あふれた光が涙になる。 あふれた涙が止まるまでただそこにいる。 その瞬間を想いながらあなたの隣にいる。 そこからは無限の時。 どこにも繋がらない時は どこからでも繋がれる時。

          相手に帰するのはやめよう

          時折思い詰めて 目を向けてくれない相手のせいにしたくなる。 それは違うよね。 好きになったのは私なんだから。 そういうの辞めたいのに、 ぶつけるところが無いからこうなるのかな。 占いにでも行くか。

          相手に帰するのはやめよう

          私はあの人を何も知らない。

          何も知らないのに惹かれるのはなぜだろう。

          私はあの人を何も知らない。

          選んだ道は、茨の道。

          あの人に会えると飛びついて この道に入ったはいいが 仕事では実力差を見せつけられ リアルで会おうにも会えず 思いを打ち明けようにも打ち明けられず それでも毎日画面では顔を合わせなければならない 高揚と抑圧を繰り返して 私はどこかで壊れるのだろうか なんで 私を 呼び出したの わかって やっているなら さっさと白状してほしい 私だって わかってついていくのか わかったから離れるのか 選択する権利はあるのだから

          選んだ道は、茨の道。

          不安定な心

          今日はなんだか塩対応してしまった。 暑くてバテてたし 寝不足だったし 新キャラ登場してちょっと不安になったし …いろいろ言い訳はできるんだけど。 全ては私の心の小ささゆえです。 ごめんなさい。 本当はあなたの声を聴くだけで幸せで 今日ももちろんそうだったのに 私の声に不安定さが出てしまった。 あなたは少し心配していた風だったよね。 そんな気持ちにさせるつもりなかった。 反省してます。 明日からまた平常心で、あなたに接したい。

          伝える。

          プラトニックではあるが、 気持ちはどこかで伝えたい。 いつかあの人に、あの人が私にとって大事な存在だということを伝えたい。 急ぐものでもなく、急ぐべきでもなく、 時の流れに任せるのもいいけれど、 本能が、伝えられないまま終わることを恐れ、さかんにアラートを発してくる。 いつかあの人がいなくなる日が来る前に、 近い将来どこかでこの気持ちを伝えよう。 私はあなたに守られている。 あなたがいるから満たされる。 あなたの側にいるだけで、幸せだってことを。

          関係の深さ

          アマプラで見たドラマ。 この、最後の場面が全てを物語っていた。 向田邦子 イノセント きんぎょの夢 家族の間には、家族以外の人間には想像もできない深淵が横たわっている。 それが良いことでも悪いことでも。 そのことを想像せずに相手を追うことは、 ただ浅はか。 私は想像できていただろうか? 否。 甘美な妄想の前に、シビアな現実は姿を現さないもの。

          気配を、感じる。

          チャットツールのステータス。 オンラインになっている。 今日は会話していないけれど ウェブの向こうには存在している。 話しかけたいけどネタもなく。 仕事中にパーソナルな会話も避けたく。 ただ名前にカーソルを合わせ、ステータスを確認する。 予定上は外出なのにまだオンライン。 座して何をしているんだろう。 フェイクの外出予定なのかな。 話しかけてくれないかな。 このまま向こうにいて欲しいな。 オンラインで感じる気配。 それだけで妄想が広がる。

          リンクしてる?

          Webミーティングで一緒になると、 あの人と私の言い回しやトーンがリンクしてる時がある。 気のせい? 気のせいじゃないな。複数回あったし。 チャットでも似たような言葉を使ってることがある。 自分が向こうに寄ってるのか、 向こうが自分に寄ってるのか。 好きな人の口癖は移るって言う。 素直にその定説を信じたいけど、 もしかしたらこれもテクニックなのかなって。 一歩引いて冷静になってしまうのが今の距離感。