オランダとノルウェーの名画を鑑賞した帰り道、別の美術館の看板に目を奪われたムカンちゃんとミカンちゃん。

王の画家にして画家の王。
って、ベルギーのバロック最大のあの巨匠！？
めぼしい美術展はチェックしていた2人ですが完全に見落としてました！。

看板を見上げていた2人は目を合わせ、無言で美術館へ。

展示室へ向かう通路はすこし暗くて重厚な雰囲気です。

通路には特別にしつられた看板が並んでいて、この美術展にかける意気込みを感じます。

バロック最大の巨匠の美術展に相応しいエントランスです。

いよいよ展示室へ。

ルーベンスの絵が並ぶ展示室はどこか教会ような雰囲気だとムカンちゃんは思いました。

宗教画、神話、肖像画、

神々も獣も人間も、

いろいろな命の永遠の瞬間が描かれています。

バッハのシャコンヌを聴いている時のように、

長い映画を観ている時のように、

別の命の一生を生きたような気持ちになりました。

絵の迫力に圧倒されっぱなしの２人でしたが、ミカンちゃんには嬉しいサプライズがありました。「ヘラクレスの偉業」シリーズの一つが展示されていたのです。

「ヘラクレス」はフランス語読みで「エルキュール」(^^)
灰色の脳細胞を持つチャーミングなおヒゲの名探偵が大好きなミカンちゃんは大喜びです。

美術展をしっかり堪能した2人。1日で3つの美術展をまわったのでとても疲れました。目もショボショボです。

クタクタに疲れた2人でしたが、気力を振り絞って常設展も鑑賞することにしました。この美術館は常設展も素晴らしく、見過ごすわけにはいかないのです。(^^;)

目がくぼむほど疲れました。

2人は最後の力を振り絞ってお土産コーナーで友人のカイザー3世にあげるお土産を買い求めて・・・

心地よい疲れに目をこすりながら、こんどこそ帰りました。(^^

おしまい。

絵画鑑賞・・（2）　｜　Rubens美術展のメイキング