ありがとう、〇〇さん!ー『えいがのおそ松さん感想』①ー

 とうとう今週末で、地元の映画館も上映終了になりました。 本音を言えばもうちょっとやってほしかったなー泣。
 まあ、約3か月の上映期間と考えれば長かった方だと思うのですが。正直4月初めの時点で、すでに1日1回上映の映画館がいくつかあって、常にいつ終わるか、びくびくしていました。まあ、まだ全ての上映が終わったわけではないですけども!

で、ここまできたらもうオッケーだろう、ということでネタばれバリバリで感想というか思ったあれこれを書き連ねていこうと思います。BDが出るまでのおそ松さんロス解消のためにも。多分、というか絶対無駄に長くなると思われる。。。

◆映画全体の感想
 見終わってまず思ったのは「よかった!ちゃんとおもしろい!」でした。上から目線ですみません、キャスト&スタッフの皆様…。
 深夜アニメの短尺でしか見ていなかったから、2時間もの映画がどんな風になるか想像もつかなかったんですよね。アニメの面白さも残しつつ映画としてTVとは違った面白さがあって、初めて見た時から「これは確実にリピートだな」と覚悟しました。結果鑑賞回数は計9回。うーん、思ったより身に行けなかったのが悔しい…。
◆「思い出の世界」
 最初「6つ子たちが高校生の頃にタイムスリップする」という設定を聞いて、6つ子自身が高校生に戻ってしまうのかと思っていました。映画を見て初めて、成人したまま18歳の世界に入り込んでしまうというストーリーと分かって「あ、そうゆうこと!?」と。そして単なる過去ではなく「思い出の世界」というのも目からウロコ…。「そのテがあったか!」と思いました。やっぱりおそ松さんチーム、スゴイ!
◆18歳の6つ子について
おそ松:きっともう、彼はこういった性格になるべくして生まれたんだろうなあ。18歳だろうが30歳だろうが60歳だろうが変わらない。だからこそ彼が兄弟から距離を置いている姿が衝撃でした。トド松とのシーンとか。見た目も行動も変わってないけど大きな違いですよね。
カラ松:成人後のナルシストキャラと比べると「別人じゃん」と思うくらいのオドオドした気弱な18歳カラ松ですが…驚き!とはならなかったですね。なんか「あー、納得」という感じで。カッコつけてても兄弟たちに突っ込まれると涙目になっちゃったり、ほんとは嫌なことを嫌と言えずにためこんでたり、そんな性格は大人になってもそのまま。というよりこっちの性格がそもそものカラ松なんだろうな。
チョロ松:丸メガネ姿に「くっそダサい」というトド松のセリフが聞こえてきそうでしたが笑(でも18歳トド松自身はそんなお兄ちゃんが大好きという不思議)。現在の6つ子なら「なんだよお前ー」って突っ込むだろうに、きっとこの頃は誰も何にも言わなかったんだろうな、と思うと…切ない。
一松:衝撃度で言ったら18歳一松が一番びっくりしたかもしれません。あの一松が!マトモに人と関わっている!でも「キャンペーン発動!」で、こんこんと兄弟間でも気を使いあうことの重要さを説いていた一松を思い出したら納得。きっとお友達にも気を使いまくっていたんだろうな、、、。しかしイッチあれだけみんなと遊んでたのに、カラオケには行かなかったんだ?
十四松:確かに見た目も行動も成人後とはかけ離れているんだけど…なぜだろう。「ええー!?」みたいな驚きはあまりなかったんですよね。「まあ、十四松だから…」みたいな。あ、でも最初にポスターでビジュアルを見たときはさすがにびっくりしました。「え、これひょっとして十四松!?」って。
トド松:実は一松に次いで驚いたのがトド松。見た目は確かに可愛らしくてさすが末弟!ではあったのだけど、あのあざとさのかけらもない無邪気さはなんなのだ…。ほんと、いつからドライモンスターになったんだろう?と真顔で考え込みましたよ。ただ童貞いじりされた時のリアクションを見たとき「案外コレがトド松の本音なのかも」と思いました。5人に黙って富士山まで登っちゃうコがこっそり童貞を捨てることくらいできないはずがないと思うんですよね。なのにできてないのは「別にそこまで興味ないし」という、18歳の頃からのトド松の本音なのかなあと。
◆ストーリーテラー・カラ松
 ストーリーのキーパーソンとなっていたのがカラ松。意外なような気もしますが、実はカラ松TVの時から結構そういう役回りだったんですよね。麻雀回とか無人島回とか。よく考えたら、他の5人だとこうした役は確かに無理かも、という気がします。おそ松は「なんにも考えてなさそう」なキャラクターが特徴だし(でも裏ではかなり深いこと考えてるし、周りのこと見てるよねっていうのが腐女子目線笑)、チョロ松は自意識ライジングな性格だし、一松は自分からアクション起こすタイプではないし(そのかわりアシストとしてはベストなタイプ。今回も神か!というくらいにストーリーをアシストしてましたね。特にカラ松を…。→腐女子大喜び苦笑。ええもちろん私もです)、十四松は…誰も言うこと聞かなそう。トド松も…まず自分目線で動いちゃうんだろうな。消去法から言ってもカラ松以外には適任がいなかったのかなと。

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