見出し画像

劇場版美しい彼エターナル、フォーエバー①

はじめに

美しい彼が好きすぎて溢れる思いを吐き出したくて「劇場版美しい彼エターナル」の公開日前日にツイッターを始め、映画の感想をどうしても長文で語りたくてnoteに手を出したSNS初心者による感想文です。
盛大にネタバレしております。
解釈違いや記憶違いあると思いますが、大目に見ていただけるとありがたいです。

冒頭とラスト

1回目見たときは最初の夢がラストにつながっているなんて露ほども思わず最初も最後も夢の中みたいだな~とのんきに見てました。監督が舞台挨拶にて「最初が正夢になっている」と仰ってたので、注意して最初のシーン見ていると平良が最後につけていたネクタイや胸の花、フラスコのお金、カメラ、清居のチェーンネックレスが!(他にも桜の花びらとかアヒル隊長とかいたかも、、記憶力の限界)最後、卒業式帰りに永遠の愛を誓った平良と清居がいたしてるシーンを予言していたのですね!と気づいた瞬間心臓が一段深いところに下がって体がすーっとなっていく感覚が。え、酒井監督すごすぎん?伏線の鬼やん。ラストシーンほんとに素敵だったな~記憶では庭が見えてたから寝室じゃなくて1階なのかなと思って、なんで1階なんだろ、S1の時みたいに庭で濡れた服乾かしてる間にそういう雰囲気になったのかな~とか思えるのも楽しい。

平良と表題

自転車こぎながら平良が清居のこと考えてにやけそうになるの抑える顔いいですよね~ね~ね~。私もひらきよ見てるときそうなってるよ!と声を大にして言いたい。色々と清居への思いをモノローグで喋ってるなか、「俺の、俺だけの」の後何も言わずに『美しい彼エターナル』ってタイトル出てきますよね。最後のシーンで平良が「俺の、俺だけの、美しい彼」ってモノローグで終わるところと対になってる!また伏線はってる!伏線の鬼2!平良はこのときまだ俺だけの美しい彼って心の中でも言えないくらい清居を崇めてるんだなって。石ころが夜空の星を俺だけのものだって言えないよね。それが紆余曲折を経た後俺だけの美しい彼って、、平良成長したね。清居、ほんとによかったね。

平良と設楽

名前が似てるのはやっぱりわざと似せてるんですよね、ファンの二台巨頭だし。2人が自己紹介して握手する時も絶妙なきもさで、ああこういう人たちが挨拶するときってこんな感じなんだろうなとすごく説得力あった。落合さんS2で初めて出てきたとききもいな~て思ったけどうつかれのインスタ出てきたとき普通にイケメンでなんなら坂口健太郎似で役者さんてすごいんだなと思いました(小並感)。印象的なのは2人が安奈と清居を双眼鏡で見るときに平良が双眼鏡なのに対して設楽は単眼鏡。平良は両眼で清居の良いところも悪いところも見て好きなのに対し、設楽は片目をつぶって良いところだったり悪いところだったり安奈の全てを受け入れられていないよ、自分のいいように安奈を見てるんだよということかなと。2人は名前もファンとしての態度も似てるけど根本は違うんだよという暗示かと思った。

ひらきよとお風呂

お風呂キターーーーー!!!!清居のチーク顔が好きです、、、1回は見たいと思ってたので自分幸せっす。原作で鏡の前でいたしてるシーンをこちらで再現していただいたようでほんとにありがとうございます!需要と供給は激しく合致しています!あぁ~清居がわいがっだな~照れて鏡のほうにそっぽ向くのはS1で校舎裏で初めてキスした後にすごい勢いで顔そらした時のオマージュでしょうか。アヒル隊長が手拭いで目隠しされて浴槽から流されていくのもお決まりの展開で素敵です。

ひらきよと家探し

台所の引き出しを片っ端から開けていく平良に対して清居が「怖い」というところや平良がコンロから顔を覗かせるところはアドリブっぽい。そんなことを考えながら見れるうつかれ、素敵です。監督はワンシーンで状況を説明する絵を撮るのが上手だなって思います(何様)。チラシがたまったままの郵便受けは治安悪そうな印象を受けるし、部屋の間取り図が散らばった部屋はたくさん部屋を探しているのに良い部屋がないんだなと瞬時に状況を理解させてくれます(賃貸情報誌の表紙桐谷君でしたね)。安奈がホテルの暗い部屋のベッドで横になって携帯が鳴っても出ないシーンも、元気がないただごとではない状態を教えてくれます。真面目になってきたので次に行きます。

平良と写真サークル

はい!沢崎が小山見ながら「他に好きな人ができた」って言うとこ、沢崎が小山のこと好きなの1回目で気づけました!しっかりBL脳です!沢崎、サキちゃんと付き合ってたってことは男女両方ともいけるってことか、小山を泣かせないでよ、腹黒ぶってるけど一途で尽くしてくれるやつなんだからねぇぇぇぇ!と胸倉つかんで言う準備はできてます。なんかあったら呼んでください。S2からメガネの後輩の子に惹かれるところがあって(役名:堀井、芸名:大友一生さん)、「えー!」と「平良さぁ~ん」が聞けて満足です。間と言い回しが絶妙だなと。またどこかで見れたらいいな。

平良と滝つぼ

なるべく時系列に沿って並べたいなと思ってるんですがこの辺でしたっけ?原作と違って平良は野口さんに「撮りたいものがあります」って言ってたからどうするんだろうと思ってたら、ここで野口の圧倒的才能に打ちのめされて撮りたいものはあるけれど自分に撮れるか不安になるんですね。確かにS2で撮りたいものあるって言わないと、ドラマのクライマックスは甘々にならないですもんね。坪田さんの職人技に平身低頭です。映画になるとわざとらしくなってしまいそうな撮影シーンも野口さんの「出して!」とか安奈の笑顔とか違和感なくすっと入ってきて、脇を固める方々の実力の高さを思い知らされると同時に打ちのめされる理由を丁寧に描いていただきました(何様2)。

noteって2,500文字までしか書けないって見たんですけどほんとなんですかね。だとするとあと1、2ページ必要って感じなので(すみません、好きなんです)、続きます。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?