世界平和の作り方
「世界を平和にしたい」
これはわたしたち人類にとって永遠のテーマなのではないでしょうか。普段、世界平和などと口に出さなくても誰だって、平和な世界を望んでいます。
世界を平和にする、言い換えれば、調和的な世界をつくる方法は、人でも国でも同じではないでしょうか。
誰かや他の国との衝突を避けるために、本当に言いたいことをがまんして言わない、本意でなくても相手に合わせる。
このようにすると、そのときは衝突を避けられて平和が保たれるかもしれません。
けれどそれは本意ではないですから、いま流行りの言葉で言うと「膿」がたまり、いつか苦しくなってくると「膿」は放出されますから、このやり方では「真の調和」を生み出すことができません。
では、どのようにすれば「真の調和」を生み出せるのでしょうか。
それは、自分の独自性を際立たせ、その独自性を人や国のために生かして貢献し合うことだとわたしは考えます。
「わたしはこれが得意だからこれをお手伝いします」
「僕はこれをたくさん持っているからはいどうぞ」
と「与え合い」をすることでお互いが満たされ、相手が大切な存在となり、全体として、「真の調和」が生み出される。
これがわたしの考える、「世界平和の作り方」です。
絵画:「The Virgin with Angels」ウィリアム・ブグロー
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