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「ですよね感」を警戒する

先程、某局のニュースを見ていて違和感があったので書く。感染者が増えていて、お盆の帰省を見送る人が多い、という内容だ。家族連れへのインタビューで、「うつしても行けないし、、、」というような。

まさに「ですよね感」。でも、よく考えてみよう。そこに放送制作者の意図を感じないだろうか。それでも帰省する人はいるだろうし、その人たちを暗に批判している。なぜなら?「感染拡大の防止」という、錦の御旗だ。

件の家族連れは感染者だったのか?そんな風には報じていなかった。感染者であれば、その「うつしては行けない」のは大いに理解する。感染者でなければ、自分がうつるのが怖い、というのも頷ける。確かに、その後のコメントで「子供も小さいし、、」というのがあった。

この報道に感じた「ですよね感」は、大変危険な匂いがする。単純に、帰省しない→家にいる→テレビを観る時間が増える、というテレビ屋にとって嬉しい一面もあるだろう。そんな単純な構図に踊らされるのが悪いと言われてもしょうがないかもしれない。

私の警戒しているのは、それだけではない。「この社会を、どうしようとしているのか」。頼みのH氏もD氏も、何も語っていない。T氏は多少の突飛な目線もあるが、とても分かりやすい。O氏にいたっては、明らかにズレている。既存のパラダイムで語れない何かが、本当に始まっているのだろうか。そこに意図や思惑はないのだろうか。

ただ事実として言えることは、過去の常識が通用しないことが、間違いなく増えていることだ。個人的には「お盆に帰省」という、日本人の(旧)常識がおかしいな、と常に思っていたが、今度は「帰省しない」という選択肢をとることが、堂々とできるようになったのだ!何とも、パラダイムシフト。

しかしながら、そこに潜む、マスメディアの影が気持ち悪い。帰省しようがしまいが、どっちでも良いではないか。以前のような帰省ラッシュの報道をやっているときの「ですよね感」と、今のコロナで帰省しないというときの「ですよね感」は、明らかに違う。後者に気持ち悪さを、より感じる。

#ですよね #メディア #テレビ #報道のあり方 #自分の頭で考える #コロナ疲れ #帰省ぐらいすれば良い #緊急事態宣言を出して欲しい人たち #自粛圧力


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