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ベトナムで感じたこと3日目 -ITとのうまい付き合い方

ベトナム人でも、スマホはみんな持っている。車はなくても、家はなくても、スマホはある。スマホで、いろんな情報を瞬時に検索する。もはや万国共通。バンコクはタイだが(これは同行者ネタ)。

そもそも若い人が多いので、スマホやITは自然なのだろう。デジタルネイティブといっていい。中国ほど統制されている感じはしない。Googleも使えるし、IP電話も普通のことだ。おじさんたちも、みんなスマホだ。

Grabという配車アプリが便利だ。滞在中に何度か使わせてもらったが、慣れてくると超便利。カーナンバーだけで乗り込み、目的地まで連れてってくれて、支払いは全てカード決済。多少目的地がずれたり、上手く乗れなかったりはするが、それでも、かなり便利だ。バイクの2ケツでも使えるらしい(さすがに勇気はないが、現地の人はバンバン使っている)。

流しのタクシーを捕まえる必要なし。日本でUberタクシーを使っている方ならすぐ慣れるだろう。まあ宣伝する義理はないのでこの辺にしておくが、あの日本のメンドクサイしがらみだらけのタクシー事情を思い出した。ああ、そこに何か付加価値はあるのだろうか。

結局、便利なものは便利に使えばいいということなのではないか。なぜ規制で縛って、既得権益を守ろうとするのか。そこに生産性は下がることしか想定できないのではないか。保護的な施策全てが悪いとはいわない。しかし、ITこそ、生活を豊かにする典型なのでは。一方でまだまだ貧しい環境もあれど、一方でITをフル活用して、スマホで便利に生きる。日本もできないどうりはないと思うが。

屋台というか、道端でやっている焼き鳥屋さんが軒を連ねるところにいった。これが、なかなか。でもオーダーは紙だ。チェックは現金。でも、その店主や従業員はみんなスマホを持っているのだ。これが、面白い。「ITでなんとか」とか考えない。

「IT化が進んでいる」のが善、「IT化が進んでいない」が悪、ともいえる。しかし、スマホでドラマなどの映像を日常的に見ていても、商売は現金のみとの逞しさは、どうしたものか。お隣り中国はなんとかPayで透明化をどんどん図っている。ベトナムはどう考えれば良いのか。

それが、面白い。図らずも「逞しさ」との言葉。まさにそう。古き韓国、古き中国を過去に少なからず触れされてもらった身として、その追体験と、そのプラスアルファを、ITというアイコンを通じて感じさせてもらった。

「活気がある」のはある意味で表面的なのかもしれない。「逞しさ」や「したたかさ」まで、深くは感じ切れていない。そんな3日目。

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