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デンジャーフォードの決闘

葦ノ葉(@AshinohaTW)氏の翻訳されたルーンクエストの傑作シナリオ『デンジャーフォードの決闘』でイラストを担当させて頂きました。

[Japanese]デンジャーフォードの決闘

外国作品らしいウィットに富んだ文章や、映画の名シーンのような映像的なシチュエーション、壮大な背景世界など、魅力いっぱいで読み物としても面白い作品です。
巻末にはBrooke氏の翻案した詩も収録。

「本作は、Nick BrookeによるRQシナリオ「The Duel at Dangerford」(https://www.drivethrurpg.com/product/307504/The-Duel-at-Dangerford?src=hottest_filtered)の日本語版になります。
英雄戦争の開幕を告げる歴史大河を是非!」

ドラゴン・パスの昇月の寺院を喰らい尽した「真竜の目覚め(Dragonrise)」は、ルナー帝国のドラゴン・パス正面の軍事基盤も同時に壊滅させた。“聡明なる”タティウス等、ルナー帝国の属領地首脳陣や軍の中核戦力が昇月の寺院の月の欠片と共に竜の胃袋に消えた。ケルドン部族の女王にしてルナー支配に対する最大の抵抗者であったカリル・スターブロウは、この好機を逃すことなくサーターの諸部族を帝国への叛乱へと駆り立てた。彼女は、速やかにサーターの王都ボルドホームを手中に収め、サーター王国の再興を成し遂げたのだ。
 一方、サーターの北方、ルナー帝国の最も富強な属領地であるターシュ王国は、真竜の目覚めによる壊滅的な被害にも関わらず、賢王ファランドロスの指導の下、軍の再建を果たしてドラゴン・パス以南の失陥という未曾有の事態に対する反撃を準備していた。
 1626年の嵐の季、遂にターシュ王、ファランドロスは自ら兵を率い、サーターへの侵攻を開始した。サーター公王、カリル・スターブロウもすぐに、コリマー、シンシナ、マラニ、クルブレア等の諸族を招集し、迎撃に打って出た。その軍議の席に、恐怖と焦燥を滲ませた斥候の報告が響く。
「ファザールが、“博識”ファザールが来る……!」
 英雄達(PC)は、ザ・クリークを越え、ボルドホームを突かんとする帝国の鋭鋒を阻止して、サーター王国の危機を救えるのか!

 本作品には、シナリオの他、セッション内で利用可能なNPC、背景等の画像データがボーナスコンテンツとして付属します。

https://drivethrurpg.com/product/377342/

また、翻訳版で作成したイラストを原語版でも使用して頂くことになりました。
味わい深い名訳と原文を比較して楽しむのもおすすめです。

日本語版 https://drivethrurpg.com/product/377342/
英語版 https://drivethrurpg.com/product/307504/


P.S.
リクエストを頂き、描き下ろしたイラストの仕上げ工程についてFanBoxの支援者様限定記事にまとめました。
「イラスト『カリル女王』メイキング」



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