影響を受けたコンテンツ

思春期から成年期にかけて、私を支えてくれたコンテンツがたくさんある。今回は、そんなコンテンツたちを振り返って、どういった好影響を受けてきたのかを書いていきます。(※ほぼBL二次創作の話になっているのでご注意ください(笑))



○新世紀エヴァンゲリオン


エヴァには多大な影響を受けた。同年代のアスカには特に入れ込んでいた。彼女が母親の愛を獲得しようと必死になっているのに共感した。私もまた、母親の顔色を伺ってきたからだ。断っておくと、私の母は私を愛さなかったわけではないが、私は聖母からの愛を期待していたため、それに適合しない“不完全な”母の愛を拒絶してしまっていたのだ。これが後々の病気に繋がっていく(たぶん)のだが、それはともかくとして、最終的には自己放棄してしまったアスカの姿は子供心ながらにかなりショックだった。暗い回想をしてしまったが、シンジやレイなど、主に同年代のチルドレンに親しみを覚えながら視聴していた。そして24話で渚カヲルに全部持っていかれた。ドタイプだったのである。それからはカヲルとシンジ二人の二次創作を読む人生を送ることになる。充実した人生である。



○古典部シリーズ


みんな大好き古典部シリーズ。折木奉太郎がめちゃめちゃ好きだった。優しくて、不器用で、落ち着いた物腰、推理能力、全部いいなと思った。千反田えるとの淡い恋模様も微笑ましかったが、私は主に福部里志との二次創作をげふんげふん。本編からかなり遊離しているが、好きでした。



○四畳半神話大系


原作から読み、それからアニメを観たクチである。「私」可愛い。自意識がこじれている人はどうしてあんなにも楽しいのか。行動的なこじれくんがツボだった。小津とのやりとりも好きだった。湯浅監督が友情に重きを置いて描いてくれたのが最高だった。パラレルワールドなどの概念も好きなので、私得作品でした。



○さらざんまい


世界観がめちゃくちゃ好みでした。差し挟まれる楽曲やダンスに賛否両論あったけど、私はとても好きでした。取ーりー戻さなきゃ〜♪いけなーいものがあっる〜♪愛の物語でしたね……。良い欲望と悪い欲望。それらを隔てるものは何か。一稀と悠の関係性が好きでした。



○KinKi Kids


我らがキンキさん。一時期なんて毎晩夢に出てきたもん。二人のまったりした、しかしお互いしか目に入っていないかのような閉じられた高温度の愛が好きでした。楽曲も最高。短調が似合うお二人である。硝子の少年なんて、あの頃しかない少年から青年に変わる頃の究極の美がMV共に結晶化されていて良すぎる。みんな観てMV。YouTubeにあるよ。



主な作品はこんな感じである。ちょこちょこ本を読んだり、他作品を観たりしているのだが、自我のコアにあるのはここにあげた作品たちであろうと思う。

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