見出し画像

仙台市役所

もう少しで建て替えられる仙台市役所本庁舎。
何年後かには二度と見ることが出来なくなるんですね。
今のうちにその姿をnoteに貼り付けておこうと思います。

仕事で市役所には行く機会が多いのですが、訪れるたびに閉鎖されるスペースが増えているここ最近。
なので解体が進んでいるのは知っていましたが、、、
昨日、宮城県庁の上から見たらずいぶん解体が進んでいました。
噴水も解体され始めていて、なんとも名残惜しい気持ちに。

仙台市が所蔵する古写真を観ると、
現庁舎の一つ前の庁舎(2代目本庁舎)は噴水のあたり、もう少し市民広場に近いところにあった様です。
今回はまたその場所に新庁舎(4代目本庁舎)が出来るそうで、
解体しながら左右にお引越しという訳で、なるほどなと思いました。


仙台市役所
これは2017年ごろに撮った写真です。

調べたら、今の庁舎(3代目本庁舎)が出来たのは1965年。
建築物にのみならず、やはりこの時代のモノにはなぜか惹かれます。
この建物の作りや雰囲気、とくに廊下や扉がお洒落で好きでした。
これも一つの”昭和遺産”なのでしょう。


仙台市役所の廊下
廊下や扉のケミカルが素敵だと思う。いかにも小津映画に出てきそうな佇まいだ。
しゃがみ込んで撮ればバッチリ小津アングルにハマるだが人目を憚ってできなかったww


昭和遺産
1階の廊下。男子トイレのタイポグラフィの色が緑色というのが何とも昭和だ。
残念ながらこの廊下は現在閉鎖されていて、ここに立つことはもうできない(2023.12月現在)


毎日ここでお仕事をしている人たちにとっては”釈迦に説法”なお話でしょうが、この建物は扉の高さや幅が微妙に狭いのが特徴。
これは一昔前のサイズなんでしょうか。
私にとっては昭和遺産でも、いつもここにいる職員の方にとっては不便だったりもするのかな。

新庁舎の建築が始まるのは24年度とのこと。
そこに向けてこの後もどんどん解体が進むので、
歩けるスペースも日進月歩で少なくなっていくことでしょう。


仙台市役所建て替え
この日はお隣の市民広場で”クリスマスマーケット”の準備中。
そうかもう少しで年末なのか…



解体のために建てられた壁にはこんなパネルが貼ってあった。
二代目本庁舎、確かにステキだ!


最後まで見てくださりありがとうございました。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?