katsumi
映画の知見をもっともっと深めたい。映画についての記事を書いていきます。
広瀬川や荒浜の貞山堀の魅力を広めたい!
自分が持っているレコードについて書いた記事をまとめました。
ナショナルの真空管ラジオが我が家にやってきました。 こういうの欲しかったので素直に嬉しい。 さっそく調べてみると、 機種は"MAGIC-SUPER UM-650"というもので、 1957年頃に製造されたものらしい。 真空管5個で動くことから「5球スーパー」という呼び方があることも初めて知ったのですが。 5球スーパーって…”昭和遺産”の代表みたいな単語でこれもまた素直に嬉しい。 この真空管ラジオは妻の実家の物置にあったもので、 「おっ、これはぜったい欲しい」と少し前から目を付
昨夜は映画「人生フルーツ」を鑑賞しました。 これで何度目でしょうか。 (ナレーションが樹木希林さんなのも最高です) はじめて観たときはどちらかというと老後の寂しさを感じましたが、 そうではない。何度も観るうちに映画の意図が徐々に解って来る。 サブタイトルの”人生はだんだん美しくなる”が理解できてくる感じでしょうか。 とにかくこのお二人、かわいくてオシャレの一言につきる。 とくに奥さんの津端英子さんの笑顔がとても可愛らしくで惹かれます。 お二人の会話、やること、所作、日々の
もう少しで建て替えられる仙台市役所本庁舎。 何年後かには二度と見ることが出来なくなるんですね。 今のうちにその姿をnoteに貼り付けておこうと思います。 仕事で市役所には行く機会が多いのですが、訪れるたびに閉鎖されるスペースが増えているここ最近。 なので解体が進んでいるのは知っていましたが、、、 昨日、宮城県庁の上から見たらずいぶん解体が進んでいました。 噴水も解体され始めていて、なんとも名残惜しい気持ちに。 仙台市が所蔵する古写真を観ると、 現庁舎の一つ前の庁舎(2代目
ハゼ釣りには最高の季節になりました。 夏の釣りも良いのですが、 稲のもみ殻を焼く、あの匂いが遠くのほうから薄っすら漂ってくる秋の釣りも心地よくてまた良いのです。 家族で貞山堀に行って、 ちょいちょいとハゼ釣りをしてきました。 ハゼ釣り。 春先から秋まで、いつでも楽しめる釣りですが、 その時節柄によって大きさや釣れる場所が違うところが、とても楽しい釣りだと思います。 私はいつも、延べ竿での脈釣りで楽しんでいますが、 遠くのほうに餌を落とせないので、 まったくアタリが取れない
ついこの前まで早く涼しくならないかとぼやいていたのに、あれは何だったのかというくらい過ごしやすくなってきたここ2、3日の仙台です。 夏も終わりかな、なんて流暢に構えていたら、 もう9月も終わろうとしているんですね、少し心がザワつきます。 水辺にハグロトンボがたくさん飛んでいる8月中旬。 10月に控える写真教室の下見のために広瀬川へ行ってきました。 今回は、仙台大橋の辺りから米ケ袋の河川敷公園付近まで、 徒歩でしか行けない道を巡ってみました。 仙台大橋から琵琶首丁の道標の前
猫不夜(ねこよらず)という植物がアゲハ蝶やクロアゲハとの出会いを作ってくれました。 夏も真っ盛りだし、ちょっと夏休みの観察気分で書いてみました。 大人になってから初めて肉眼で見た”蝶の羽化”。 目の前で蛹(さなぎ)から蝶が出てくるところを見たときには、ちょっと胸に迫るものを感じてしまい、大の大人が声を上げて喜んでしまいました。 それ以来、今年もまた見たいなと思うようになりました。 きっかけは猫不夜(ねこよらず) 猫たちの糞にどうした事かと悩まされていた2年前に、 妻が見
先日、石原貴洋監督作品、”大阪少女”を鑑賞しました。 題名からして軽い感じの映画だと勝手に思っていたのですが、 観てビックリ。おかしくて、泣けて、考えさせられてと。とても見応えがある作品で、堪えきれず笑ってしまう感じがとても気に入りました。 これはぜひ、まだ観たことのない人のために紹介しておきたいです。 「悪い奴らから家賃の取り立てをする少女」という現実離れしつつも、解りやすい筋書きなのですが、 その演技が完璧すぎて見入ってしまう。 観ていて実に痛快で気持ち良いのです。
雨の日は雨音を聞きながら静かに”EU系”の大作映画が観たくなる。 昨日は"ひまわり"を鑑賞しました。 イタリア、ロシア、フランス、アメリカ合作の名作中の名作。 舞台背景はイタリアとロシアを跨いだものになっています。 今また同じ場所で、悲しい事が起きているのには、 どうも意味深いものを感じてしまいます。 ”ひまわり”はこの年齢になるまでに何度も観てきた名作ですが、 その時の年齢や時代拝見によって、観る度ごとにいろいろなことに感化されてきた映画でもあります。 ”イタリア兵
私が中学のころの学舎はこんな感じだったと思う。 ここ(旧登米高等尋常小学校校舎)に来てみて記憶が蘇る。 なんと、うちの会社の先輩がこの校舎で学んでいたというのでびっくり。 その人は登米市出身の60歳。年齢から逆算するとつい45年ぐらい前までこの校舎は現役だった訳で。 明治時代の建物なので昭和遺産どころではないか。 それにしても、、、 明治、大正、昭和、平成、令和とこの場所の風景を見守って来たことになり、途轍もないものを感じる。 まったく関連性がないが。 昭和遺産で頭をよ
今朝、少し早い時間に貞山堀をお散歩(サイクリング)してきました。 朝からぽかぽかです。 いつもより汐の匂いが際立って心地よく、 まるで初夏を思わせる陽気。 それと葉っぱの緑とタンポポの黄色が実に見事でした。 思えばここ3年ほどで、 震災後の復興作業もずいぶん進んだように思えます。 荒浜小(震災遺構)付近の地域の整備も整いつつあり、 広い駐車場も便利です。 何よりここを訪れる人が増えてきたのが嬉しい。 いつも車を停めるセンターハウス近くの駐車場も、 朝から混むようになってき
雨が降りそぼる4月、葛飾柴又に行ってきました。 生まれて初めて巡る柴又。胸躍ります。 なにせ憧れの場所ですから。 雨が降っていて、しかも夕方になっていたため、 人もまばらでお店も閉まり始めていましたが、 柴又駅に着くと寅さんとさくらのお出迎えです。 夕方だったので、閉まっちゃうといけないので、 先に寅さん記念館を観て、そのあとに帝釈天を散策しました。 寅さん記念館を一通り観させていただき、 日めくりカレンダーを買ったら、 次は「山田洋二ミュージアム」へ。 柴又にいた時
オリジナルとカバーの関係性。 私の中ではエルビス・プレスリーとロイド・プライスやアーサー・クルーダップという系図がまずイメージされます。 最初に聴いた音源はエルビス・プレスリーがカバーするザッツ・オール・ライトやローディーミスクローディだったりします。 しかしザッツ・オール・ライトを最初にレコードに吹き込んだのはアーサー・クルーダップであり、 ローディーミスクローディがロイド・プライスの曲だと知ったのはずいぶん後の事、大人になってからです。 それらは、エルビスが歌い継い
4月の雨の日、”小津安二郎展”を観に神奈川近代文学館へ。 仙台からだと簡単に行ける距離ではないのですが、 こういうのは仙台ではまず開催されることは無いよね。ということで思い切って行ってきました。 長女が住む所沢に泊まったので、次の日はこれまたずっと行きたかった川越も観ることができました。 さて、はじめて訪れた山手ですがあいにくの雨模様。 しかし雨の外人墓地やイギリス館などなかなかの風情でとても良かったです。 小津安二郎展。 イメージしていた以上に盛りだくさんの内容で、 一
仙台は桜が見ごろを迎えています。 先週末に広瀬川界隈の桜を観に行ってきましたので、 散ってしまう前に書いておこうと思います。 記事の投稿は久しぶり、2ヶ月近くも空けてしまいました。 その間といえば…. 欲しかったロイド・プライスのアナログレコードを入手できたり、 黒澤監督の「生きる」に今更ながら感動し。 長年手がけてきたお仕事とのお別れに一憂したりしと。 嬉しいことや悲しいこと、そして感動も。 他にもいろいろあったこの2ヶ月間でした。 そこに年度末の慌ただしさも重なって、
遅ればせながら今日、映画エルビスを観た。やっとです。(U-NEXTで) エルビスについても、下手に書いたり語ったりすると安っぽくなってしまうのですが、やっぱり観たからにはnoteに書き綴りたいので気持ちだけ書きます。 この映画を観ることによって、 私の中の純粋なエルビスへの想いや印象が変わるのが、 ちょっと怖くて今まで観ないで来たのですが、 結論を言うと観て良かったです。 それとリトル・リチャードやBB・キングの登場。 これにも鳥肌が立ちゾクゾクきました。 何しろ、この人
言葉で表現してしまうと安っぽくなるので、 書くのがとても難しいのですが、 植木等さんの事を、いつかnoteに書き綴りたいと思っていました。 植木等という人物の、面白さのセンスを言い表すのは難しい。 ”とぼけた感じ”というのもちょっと違う感じがするし、 天然でもないし。誰か適切な表現を教えてほしい。 そんな感じなので、言葉での表現が出来ないのです。 クレイジーキャッツの映画、とくに無責任シリーズはほとんど観ていて、 それに感化されてサントラ盤のレコードも何枚か持っています。