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i girasoli/ひまわり

雨の日は雨音を聞きながら静かに”EU系”の大作映画が観たくなる。
昨日は"ひまわり"を鑑賞しました。

イタリア、ロシア、フランス、アメリカ合作の名作中の名作。
舞台背景はイタリアとロシアを跨いだものになっています。

今また同じ場所で、悲しい事が起きているのには、
どうも意味深いものを感じてしまいます。

映画ひまわり
この女優さんが話す言語はウクライナ語らしい。


”ひまわり”はこの年齢になるまでに何度も観てきた名作ですが、
その時の年齢や時代背景によって、観る度ごとにいろいろなことに感化されてきた映画でもあります。

”イタリア兵とロシア人捕虜が埋まっている”って….
ウクライナの地ではかつてこんな戦いもあったのか、あらためて戦争って複雑すぎます。


それにしても映像描写が実に綺麗な作品だと思います。
映像自体の質は、時代柄なのかそんなに鮮やかではないのですが、
一つ一つの構図の作り方に手が込んでいる様に思えます。
もちろん俳優さんの放つ独特な魅力もあるのでしょうが。


ソフィア・ローレン
というかソフィア・ローレンのこの憂いの表情、素敵すぎるだろう。大女優たるや。


ところで、
私がこの映画で感化されたものの一つに、”オムレツ”があります。
大量の卵で作る大きなオムレツ。一度でもこの映画をご覧になった方なら、何を言っているか解る場面でしょう。
私もこの映画に感化され、いろいろと調べて作り方を覚えてしまったのです。(とはいえオムレツの作り方はすごく簡単、だれでも作れる)
所謂スペイン風オムレツという定番のお料理なのですが、
ちょこちょこと小さい拘りが効いて楽しい。
私の場合は下味にデリスープ(カルディのがいい)を使い、
玉ねぎとジャガイモをどっさりです。

オムレツが作りたくなってきた。


マルチェロ・マストロヤンニ
映画でのオムレツには玉ねぎは入っていないんだよね。


Sophia Loren
眼力(めちから)がすごい。人の感情を超えた表情だ。


リュドミラ・サベーリエワ
このお二人は今もご活躍されている大女優。
この場面のあたりまで観ると、どちら側にも感情移入してしまっている自分に気が付く。
マジで奥が深い映画だ。



あらためていい映画だと思います。
まだ観たことのない方は、ぜひ観ていただきたい。


 I Girasoli



最後まで読んでくださりありがとうございます。


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