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『きみの膵臓をたべたい』感想Part 67

こんばんは。

皆さんお久しぶりです。
今日から読書ノート書いていきます。

・冗談に物事の筋道を求めてはいけない。
しばらくの間同じ体勢でいて僕は不思議に思った。
『あれ、今日はこういうタイミングでキョウコが来ない』と僕が彼女に言った。
すると彼女は『キョウコは部活だよ。ていうかキョウコをなんだと思ってるの?』と僕に訊いてきた。
『僕らの仲を引き裂く悪魔かな』と言って2人で笑って良いタイミングで僕は彼女の体を解放したけど彼女は僕の背骨を強く締めあげてから離してくれた。
お互いの顔が赤いのを確認し笑いあった。
・彼女は僕に『大好き』の想いを伝えてきたのかもと私は思った。というか背骨を強く締め上げるから痛みはあったはずだけど感じなかったのか?私はと疑問に思った。

お互い冷静を取り戻してから彼女から『死ぬといれば遺書を書き始めようと思い出した』と切り出した。
それを訊いて僕は『早くない?やっぱりまだ時間があるって嘘なの?』と彼女に訊き直した。
すると彼女は『違うよ、何度も推敲と添削を繰り返してさ、きちんとしたのを見せたいじゃん。だから下書きを始めるの』と彼女は言った。
僕は納得した。
『そういうことなら結構なことだね。小説も書くより添削の方が時間がかかるっていうし』と僕の好きな読書を例題にして答えた。
すると彼女は『ほらぁ、やっぱり私は正しい。私が死んだ後は私の完成した遺書を読んで楽しんでね』と彼女が言うと僕が『楽しみにしてるよ』と言うと彼女は『速く死ねってこと?ひどーい。とか言っちゃったりしてね、君は私が必要なんだから死んでほしくないんだもんねー』と彼女はニヤニヤしていた。
・彼女は自慢気に言った。
僕ももうそろそろ心情的に限界なので素直に頷くのはやめた。白けた目で見てやったのに、痛い目を見たりしているのに関わらず同じことを繰り返しているのにニヤニヤしていた。
彼女はそういう症状が出ていたのかもしれない。
・彼女はひらめいたように『そうだ、君には無用な心配をかけたからさ、謝罪することに退院して1番に君と遊んであげましょう』と彼女は自慢気に言った。私は違和感に感じてしまった。なんだか僕を見下しているように感じてしまっている。

・『お詫びの割には随分と偉そうだね』と僕は彼女に言った。すると彼女は『嫌なの?』と訊いてきたので『嫌ではないよ』と否定した。

今日も読んでいただきありがとうございました。
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次回はまた明日アップします。

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