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見ないようにしていた

 難病の為仕事を辞める事になり、望んでいた結果

だったのに、謎の焦燥感を感じている。


 夫もいつになく優しく、周りの人々にも恵まれて

この上ない程に幸せだし、有難さを感じている。

 過去最高に恵まれていると思う。 

 
 今迄、目眩のする程忙しく働いてきた。

もちろん家計の為もあるが、家族の為、人の為と

いつも心が疲弊する方向に働いてきた事

 間違っていたのではないだろうか。


 自分を犠牲にして生きる事が染みついてしまってい

た。

 おいたちもあるが、家系的な側面もあったと思う。


 誰も望んでいないのに、そういう生き方しか出来な

かった。

 
 だいぶ時が経ってしまったが

 
今こそきちんと自分自身と向き合う段階にきている。


 これまで本当に自分とは不器用な生き方しか

できなかったな。


 もっと肩の力を抜いて、風の時代らしく

 風のように軽やかに生きていけると嬉しいな。


 自分が本当に望む事とは一体何だろう。

 これから、焦らずゆっくり見つけたい。





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