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クラッシャー達とのグループディスカッション

○はじめに


以前よりお話していた本選考中の企業の二次選考としてグループディスカッションを行いました。
説明会と社長社員との座談会があった後に、グループディスカッションがあったのでその話について書きます。

グループディスカッション未経験者は大必見だと思います。
正直、こんなものか…?と思うほどひどかったので紹介させてもらいます。




○説明会・座談会での出来事

1.対面での説明会のイメージ

説明会は1時間〜2時間程ありましたが、社員さんから質問などを投げかけられることも多かったです。
中でも、「どこの配属を希望していますか?」「大学ではどんなことを学んでいるのですか?」など聞かれたので、念のために事前に企業の配属を調べたり自分が学んでいることを説明できる程度にしておく必要があります。

2.社長への逆質問

これは事前にあることを知らされていたので、質問は3つ程度考えていました。
私はここがアピールのチャンスだと思ったため、他の人とかぶらなさそうなことを自分の希望する配属の業務と絡めて質問すると、「おぉ!今ここの業務ができる人がすごく欲しいんだよ!いいねぇ!」と言われました。

社長と話せる機会なんて中々ないので、名前を覚えてもらえるように頑張りましょう。

3.座談会

社員さんは基本的にラフな感じなので、ジョークを言ってくださることもあります。
そのため、真顔でいるのではなくマスクをしていても分かるくらいにこやかな表情を心がけました。
(営業などの対人業務希望の方は特にここを気遣うと良いと思います。)

ここでも逆質問の機会がありましたが、印象的なものをしっかり考えました。
とにかく、せっかくの対面の機会を逃さないようにしましょう。




○大波乱のグループディスカッション

1.グループディスカッションのルール・メンバー紹介

題材が発表され、それは必要か不必要か、またそう思う理由を発表してくださいというものでした。
5、6人のグループに分かれて15分間のディスカッションを行い、そこでまとめた内容を1分で発表します。

私のグループは私を含めて5人でした。
私、A子さん、B子さん、Cさん、Dさんの女性3人と男性2人で行うことになります。

2.ほぼ全員クラッシャー、恐怖のディスカッション

ここからは会話形式で書いていきます。

Cさん「では一言ずつ自己紹介していきましょうか!」 (開始前に突然)

(自己紹介中に開始して、2分後くらいに自己紹介が終了する)

A子さん「私は書記やります…」
私「では、このタイミングで役割分担しませんか?進行役、発表者、タイムキーパーの3役を決めま…」
Dさん「俺、発表者やります」
Cさん「僕は進行役で!」
B子さん「じゃあ私はタイムキーパーで…」

(この時点で私の役割は強制的になくなり幸先不安に…)

Cさん「じゃあ、僕から!僕は必要だと思います!理由は〜〜〜です。Tさんは?」 (進行ではなく発表し始める)

(全員必要意見だったのにも関わらず理由も全員に聞き始めてしまったため、一周した時点で8分経過)

Cさん「それでは皆さんで不必要の理由を考えましょう!」
私「発表時間は1分ですし残り時間も後5分ちょっとなので、不必要の理由はいらないのではないでしょうか?」
Cさん「いや、不必要から必要意見を導き出すことができると思うのでいると思います!では、僕から!〜〜〜〜〜です。」

(不必要の意見は他から出ずCさんの話だけで残り時間5分弱に)

私「そろそろ発表時間も迫っているので、必要意見の肉付けをしていきませんか?」
全員「そうですね」
A子さん「あの、私の必要な理由だけ皆さんと違うんですよ。皆さんは営業系の業務希望ですが、私は人事希望なのでみなさんと違った視点から考えているんです。なので〜〜〜〜〜〜だと思います。」
Cさん「なるほど!つまり〜〜〜〜というわけですね?」
A子さん「はい。私は皆さんと違うのでこういう意見も入れたほうが良いと思います。」

(というA子さんの暴走が始まり残り時間1分に)

私「Dさん発表大丈夫ですか?」
Dさん「はい!えっと、必要意見で、理由は〜〜で、不必要な理由があることも伝えて、それを克服できる方法を伝えて、最後にまとめを言えば良いんですよね!」
私「1分でまとめられそうでしたらそういった感じで大丈夫だと思いますが、厳しければ、必要意見の主張と具体的な理由とまとめの3点さえ言えればと!」
Dさん「多分大丈夫っす!えっと具体的に決めていくと、ここはお客様との関わり合いについて言って、次に…」

<ピピピッ!ピピピッ!>

社員さん「では終了ですので発表の準備お願いします。」
Dさん「自分も時間確認したいのでタイマーかけていいですか?」
社員さん「大丈夫ですよ!」
Dさん「あとホワイトボードも使います!」

(Dさんはストップウォッチを準備し、A子さんが書いたひらがなだらけのホワイトボードを準備しました)

社員さん「ではスタート!」

といった感じで発表が終わりました。

3.発表でも事件が

なんと時間を確認すると言っていたDさん、一度もストップウォッチを確認しませんでした…。
その結果1分40秒も話しており、なんなら不必要な理由を言っている段階で1分経過していました。
指差ししていたホワイトボードも、ひらがなと単語ばかりで何が書いてあるのか、同じグループの私でも分かりません。

私が恐れていたことが一気に降り掛かった瞬間で、明らかに他のグループに劣っているといった感じです。




○はずれグループだった時の対処法

1.なにが良くなかったのか

A子さん
この方は、書記には適していなかったと感じます。
発言欲があったためホワイトボードも適当で、まるでデタラメ状態でした。
また、自己顕示欲や承認欲求もあったため話をそらすことが多い典型的なクラッシャータイプです。

B子さん
一見なにもしていなさそうですが、まさにそれが悪い点です。
タイムキーパーとは、「○分経過しました。そろそろ討論を終わりましょう。」などと時間を伝えることが仕事です。
しかし、時間を一切伝えなかったため、私が時間を全員に伝えるまで誰も気にかけてくれませんでした。

Cさん
もはや主犯格といっても過言ではありません。
明らかに15分の議論の進行ではありませんでした。
今回の議論は、「自己紹介▶役割分担▶全員の意見(必要)の理由▶反対意見も聞く▶発表構成に基づいて肉付けする」といったものでした。
さらに、この方の発言回数や時間が非常に多かったので、時間が足りなかった要因にも繋がっています。

Dさん
この方は発表者に適していませんでした。
ディスカッション中も基本的にイエスマンだったので本当に理解しているのか不明な部分がありました。
その予想は的中して、発表中も上を見て考えながら話している様子でした。
だから、下にあるストップウォッチを一切見ずに大幅に時間を超過してしまったのかと思います。

2.私がとった行動、とればよかった行動

私は、ディスカッション中に「終了まであと○分なのでこうしませんか?」といった提案を2、3回ほど行いました。
ここで全員を時間に気が付かせて脱線している話を戻したのです。

また、A子さんやCさんのような自分語りをし始めてしまう人に注意することは避けました。
そもそもディスカッション時間が短く、発表後のフィードバック等もなかったため、これは内容ではなく人間性を見られていたのだと考えられます。
そのため、遮ることなく一旦全て話させて「おっしゃる通りだと思います。では、この部分に関してですが…」といった様に誘導していました。

次にとればよかった行動ですが、こちらは大学のキャリアセンターの方から直接アドバイスいただいた内容です。
まず、自分が役職者になるとやりやすかったのではないかというお話を伺いました。
そして、終始相手の配慮が多かったが、もう少し積極的でも大丈夫とのことでした。




○あとがき


以上がグループディスカッションの感想でした。
キャリアセンターの担当者の方曰く、こういったハズレケースはなかなかないですと言われたので、これを見ている皆さんは大丈夫かと思いますが、最悪のケースをお伝えできて良かったと思います…。
(実際に、他のグループは質の高い発表でした。)

また、これからしばらくは就活ネタ無いかもしれないので、日記みたいになってしまうかもしれません。
こちらご了承ください。

また明日から就活頑張ります。

Tちゃん

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