今年はTVerに残っていたので、ゆっくりと全組観ることができましたー。
何事についても、中途半端にしか熱中しない私は、当然お笑いに対しても
そのスタンスなので、分析らしい分析もできず、ただ笑ってました。
しかし私が観たM1の中で、全組が面白かった大会は今年が初かもしれない。
ファイナルだけで言えば、ミルクボーイとぺこぱとかまいたちが争った2019年が私のベストなのですが、決勝戦全体で観た時に、面白くないと思ってしまうコンビが何組かいたのも事実。今回は、全組が面白かった。

私が一番面白かったのは、ヨネダ2000でした。

なにより嬉しかったのは、ネタ中のワードがまだすべてわかったこと。

真空ジェシカの「俺でなきゃ見逃しちゃうね」も
さや香の、R-指定の『トラボルタカスタム』のネットミームも
ヨネダ2000の、DA PUMPの『if…』も
ウエストランドの「佐久間さ～ん」も

全部わかった。
こういう細かいワードがわからなくても十分楽しめるのだろうけど、
年を経ると共に、こういったサブカルチャー用語は、
きっとどんどんわからなくなっていく。
私はこういったワードがわからないというだけで、
少し置いてきぼり感を感じてしまうせせこましい人間だ。
年を経るごとに、どんどんわからなくなっていくんだろうなと寂しさを感じつつ、まだついていけていることに、安堵もしたのだった。