見出し画像

逆、学歴コンプレックス【自分をこじらせているもの】

※吐き出し系の内容になるかと思いますがご了承下さい。


私は何の取り柄もない専業主婦です。


ですが学生時代はずっと真面目な優等生として勉強を頑張ってきたタイプでした。


学年で1位をとることや通知表でオール5をとるなんてこともちょいちょいありました。


勉強が好きだったのかと聞かれたらそうではなくて使命感というか脅迫感でやっていたように思います。


背景としては母が他のママ友に「上の子が勉強しなくて困っちゃう」みたいなよくある会話をしていたのを聞いて、“私は迷惑かけないように、期待に応えられるように言われなくても頑張らなくちゃ”
と幼心に思っていました。(今なら親の期待に応えようとなんてしなくていいよって言ってあげたい)


その結果、私は晴れて県内でも上位ランク高校の進学校に合格したんです。県内でその高校の名前を言えば「頭良いんだね」ってまず言われるようなところです。


入学してみると進学校なだけあって天才型の優秀な子や親がお医者さん、社長さんなど今まで出会ってこなかったような子がたくさんいました。上には上がいるんだなと目の当たりにしました。


社会人になった今でも同級生のほとんどが社会で活躍しています。医者になった子、一流企業で働く子、大学の講師、教員、公務員、起業してる子、海外にいる子などなど女性は結婚して出産をした人でも順調にキャリアを積んでいる人がほとんどだと思います。


それに比べて私は、、

あまりにちっぽけであの高校を出てると言うにはすごく肩身が狭いです。言うタイミングなどはほとんどないのだけれど履歴書などを書けば多分能力が高い人だと思われるのが実力に伴っていないので怖いです。


もっと深掘りすれば
・あの高校を出ておきながら何者にもなれていないことをバカにされているのではないかという怖れ
・学力を生かしきれなかった惨めさ
などが自分自身を苦しめています。


あの頃頑張って1日12時間勉強したことも今は何にも覚えていません。
身についたことは全部忘れてきました。


勉強する能力と社会で活躍する能力ってベクトルが違う気がするのです。


あの頃は
“将来独り身でも生きていけるように資格をとってバリバリ働くぞ⭐︎”
と意気込み国家資格も取ったけど結局それを生かす仕事には就かずそのときどきでやりたいことをやってきました。


そして今は何も残ってない私がいます。
本当アホだしポンコツだなって思うことばかり。


世間知らずだし人生経験が少ないし教養も足りてない。35歳なのになんだか幼い。まさかあの高校を出てるなんて恐れ多くて隠したい。


ずっと真面目に努力してきたけど立派な大人になれてなくてあの頃の私に謝りたいです。


やっぱり誰かの期待に応えようとすると人生の辻褄が合わなくなるから自分の明確な目標の上で人生を歩むのがベストだと自戒を込めて書きました。


書いていて思ったのは私自身が頑張ってきたことや頑張ってきたけど思うようにいかなかったことをちゃんと認めてあげなきゃいけないな、ということ。


「あの高校を出た私」を手放しきれてない。
そんなコンプレックスを嘆いているならもっと人間性を磨きなさいよ、ともう1人の私が言っています。



この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?