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#25 脳腫瘍の進行が止まった!?

暑い日が続いておりますが、みなさまいかがお過ごしでしょうか?私は起床後に真っ先にやることが熱中症予防のために経口補水液を一気飲みすることです🥤笑
この暑い時期は毎日暑さにやられそうになりながらリハビリやら何やらやって過ごしています。



さて、「脳腫瘍の進行が止まった!?」と題しましたが、退院してからだいたい6ヶ月が経ったこの日はMRIでの画像検査がありました。元々、脳の中でも眼の視床下部にできた腫瘍だったこともあり、腫瘍を手術では取りきる事ができず、今後も脳腫瘍が大きくなると言われていました。
そのため、脳腫瘍が大きくなるのを防ぐための化学療法をすることになっており、この日は事前に画像検査をして、卵子凍結後に化学療法を開始するという流れになっていたので、「あーあ、これでまた入院生活に逆戻りなのか。精神的にきつい入院生活だし何が起こってもおかしくない不思議な身体と言われているのが私Mayuなんだよな。あ〜いやだ」とぼやきそうなのを必死にこらえてMRI検査ができるクリニックに行きました。大学病院を退院後は、MRI検査を外来でするのはすごく混雑しているらしく、いつ空きがでるかわからないため、主治医が外勤しているクリニックにてMRI検査をするという約束になっていました。

クリニック到着後に検温を行い、いざMRI検査室へ。
看護師「それでは今からMRI検査を行いますね。閉所恐怖症はありませんか?」
私「ありません。MRI検査のしすぎでもう慣れっこです。」
看護師「大きな音がしますがびっくりしないでくださいね。それと、気分が悪くなった時のためにナースコールをお渡しします。」と言って、看護師は左手側にナースコールを持たせようとしたのですが…麻痺がある左手は持つことはできても押すことがほぼできない。目が見えないこともあって、キャッチすらできず、ナースコールを落としてしまいました…
私「すみません、私は左手に麻痺があります。申し訳ありませんが右手で握ってもよろしいですか?」
と言って、右手でナースコールを握らせてもらうことにしました。今回の場合は画像を鮮明化するための薬剤、造影剤はなしでの検査でした。
私はあーあという半ば諦めの気持ちで検査を受け、検査結果を待ちました。

そしてしばらくしてから私の名前が呼ばれ、診察室に入りました。
私「失礼します。こんにちは。」
主治医「こんにちは。気分はどう?」
私「どうせ入院ってわかっているからブルーな気持ちです。」
主治医「そっか。じゃあ検査結果を先に話そう。あなたね、一体何をした?」
私「特に何もしていません。」
主治医「旦那さん、何か特別なことはしていませんか?」
夫「特に何もしていません。リハビリに励んだことと鍼灸院に通い続けたことくらいですかね。」
主治医「それだよそれ!旦那さん見てちょうだい。残っていた腫瘍がね、これだけ小さくなってるの。僕も驚いてるんだけどさ。」
と言って、夫に画像を見せてくれました。主治医も夫も仰天。仰天している横で私は
私「ということは…もしかしてもしかして…入院なしってこと??早く教えてくださいよ🙏」
主治医「結論から言うと、これだけ腫瘍が小さくなったから治療の必要は現時点ではなし。ただ、あなたの場合は何が起こるかわかんないけどね。良かったね〜ただ、信じられないのが鍼灸院に通院するだけで腫瘍が小さくなるのか。西洋医学の分野では説明はつかないけど脳腫瘍の成長が止まっているのは事実だね。」
と言っていました。確かに、鍼灸院に通い始める時に「脳腫瘍も小さくしてほしいとお願いした。それで鍼灸院の先生は主要は小さくなると断言していた。その効果があったってこと?そんな不思議な現象起こり得る?でも腫瘍が小さくなっているんだとしたら、入院は回避できるしこんな嬉しいことはない👏」と思いました。
私「そういえば、私が通う鍼灸院では、鍼を打った後に針先をクリップで繋いで電流を流すという珍しい手法で治療しています。それが的中したってことですかね?」
主治医「正直理由は鍼治療のおかげなのかも含めて分からないけど、あなたが信じて通い続けたことが功を奏したのかもしれないね。」と言って、脳腫瘍がなくなったわけではなく残っている状況。また、腫瘍が大きくなる可能性は存分にあり得るということで、また半年後にMRI検査の予約をこちらのクリニックでしていただくことになりました。いや〜、こんなことがあるのか、そうだったとしたらやっぱり鍼灸院の先生はゴッドハンド👩‍🏫の持ち主だと本気で思いました。鍼灸院に通い始めた時は効果があるのか半信半疑でしたが、自宅から往復4時間かかる鍼灸院に通い続けるという選択をした甲斐がありました。

それから、私はもう一つのことを先生に報告しました。
私「先生、私入院中には光を感じない真っ暗闇の世界にいて、食事介助が必要なレベルでの退院でしたよね。それが、光を感じるようになって、最近は眩しさまで感じて光を遮るサングラスを購入したんです。」
主治医「なんかサングラスかけてるなあとは思ってたけど、それも鍼灸院のおかげってこと?」
私「腫瘍も小さくなっていることを考えれば、目の治療も並行してお願いしているからあり得るかと。」
主治医「東洋医学の世界はさっぱりわからんなあ。だけど、君がいうならそういう可能性も0じゃないかもね。で、見えるようにはなったの?」
私「依然として目は見えません。でも、いつか目が見えるようになると信じています。」
主治医「そっか、じゃあなにか変化があったら教えてちょうだい。」とのことでした。


※私個人の話であり、全ての方に鍼灸院の技術が当てはまるというわけではないと思います。その点ご了承ください


ということで、脳腫瘍の拡大レベルを見るためのMRI検査は【運命のおめでたい日】となったのです!!!やあ、嬉しい。嬉しすぎる。こんなに嬉しい日はいつ以来だろうか🧐受験で合格した日?就職活動て内定が出た日?それどころじゃない、1番嬉しい日でした。私史上一番嬉しい日だ。そう感じられるほどに嬉しい日でした😄😘




帰宅後にはもちろん家族に報告し、わたしが大好きな寿司パーティー🍣🥳もちろん私はアニサキスアレルギーなので毎度お馴染み貝尽くしのお寿司でした💖笑


就寝時間になっても腫瘍が小さくなって化学療法がなくなった喜びで興奮して寝られませんでした💤怒られてもなお寝れないほど、本当に嬉しい1日となりました。



(本内容は2021年当時に私の身に起こったことを振り返りながら記事にしています)
2023.07.27記

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