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疲れたあの日の帰り路

21:10に閉まったドアを見て、
もう手遅れなんだなと感じた。

一分でも間に合わなければ、手遅れ
利潤を生み出せなければ手遅れ
効率よく最短ルートで利益を生み出さなければ手遅れ

自分の人生が、締め出しを食らったような感じがした。

疲れた帰り道に、わざわざ会社のものなんか読みたくないし、ここからは私の自由時間だと思っている。

そうさせてくれない方が
おかしい気がする。

そんなわけで、会社なんか放っておいて、こんなものを書いている。

こんなものでも吐けばスッキリすると、いつかこれが世に出て社会がギャフンと云えばいいと、
そんな邪心が、この世界に私を形作る(そうして形作った)。


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