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必修ビジネススキル⑤:問題解決

*今回の記事は1300字程度です。

こんにちは、にゃごんです。
今日は、全ビジネスマンが必修である50のスキルのうち、
「問題解決」について紹介していきたいと思います。
問題解決の全体像について書きますので、是非最後まで読んでいってください!
この記事はシリーズ物になっているので、ぜひ過去の記事もご覧ください。

また、この記事は堀公俊さんのビジネススキル図鑑をもとに書いています。

基本の考え方

人間は今まさに「現実」の世界を生きています。
しかし、人間は向上心があるため、「理想」を掲げてそれに向かっていこうとします。

その「理想」と「現実」との間のギャップを「問題」と呼びます。

そのギャップをなくすために、
現実を目標レベルまでに持って行く行為
問題解決(ギャップアプローチ)と呼ぶのです。

しかし、やみくもに問題を解決しようとしても、うまくいきません。
手順を踏んで考えることが本質的な問題の解決につながるのです。


問題解決の手順

ここからは、具体的にどのような手順をふめば、問題を解決できるのかについてお話しします。

問題の発見

まずは、問題を発見するところから始めます。

問題には3つの種類があり、

  1. 顕在型:ギャップが既に露呈しているパターン

  2. 潜在型:今はギャップがなくても、将来不具合が発生すると予想されるパターン

  3. 理想追求型:現状が十分に満足できるレベルにあるものの、さらなる高みを目指して、あえて問題を設定するパターン

のように分けられます。

いずれのタイプにおいても、

  1. 物事の本質をついている

  2. 斬新な視点が盛り込まれている

  3. 自分たちで解決できる

これらの要素を満たした問題を設定することが理想的です。


また、チームで問題を解決する場合では、
しっかりと問題意識のすりあわせを行いましょう。

問題の捉え方がずれていると話がかみ合わず、時間の無駄になるためです。


原因の分析

問題の表面だけを見て対策を行うと、本質的に解決できていないために問題が将来的にぶり返してきます。

問題を起こしている本質的な要因を特定することが、重要なのです。

原因を分析するツールとして主要なものは、

  • なぜなぜ分析

  • ロジックツリー

  • 連関図

  • 仮説思考

などが挙げられます。

特に、要因を仮決めして、その要因についてピンポイントで検証する「仮説思考」は、原因分析の手間を大幅に節約することが出来ます。


対策の立案

真の原因をつきとめたあとは、それに対して有効な対策を立案する必要があります。

この際には、対策のアイデアの善し悪しに関わってくるため、「創造思考」や「アイデア発想」のスキルの出番です。

これらのスキルについては過去に解説していますので、そちらを是非ご確認ください!

基本的な流れとしては、

アイデア発散

アイデアの発展

整理

統合

絞り込み

といった流れで対策を立案します。


行動の決定

最後は、最善の解決策を選び取るステップです。
この際には、目新しさなどで選ぶのではなく、

「最小のコストで最大のパフォーマンスを発揮する」

案を選ぶのが理想です。

意思決定のツールとしては、

  • ペイオフマトリクス

  • 意思決定マトリクス

などが主要なものです。


最後まで読んでいただいてありがとうございました。

良いなと思ったり、感じたことがあれば、
スキやコメント、フォローでフィードバックをお願いします。

それでは、ありがとうございました!

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