見出し画像

公園は心のオアシス

私は公園が大好きだ。
よくある街中の小さい公園も、たくさんの人が利用するような大きな公園も大好き。

1人で遠出をして買い物をしていて、疲れたらカフェに入ることもあるが、Googleマップで近くの公園を調べてベンチでぼーっとすることが好き。

公園の良さというのは、まずお金がかからないこと。カフェで休憩しようとすると、大体コーヒーでも一杯4〜500円くらいかかりお金が発生するが、公園は何時間いようがタダ。
さらに好きなところと言えば、その土地の地域性だったり、四季を感じられるところだろうか。
生えている植物の景色が移り行く感じが、ちゃんと世界が進んでいることを感じさせてくれる。遊びに来ている子供たち、お爺ちゃんやお婆ちゃんが体操したりお話ししていたり、ランナーが走り去って行ったり、それぞれの時間を過ごしている様を見られることが、なんだか安心するし微笑ましく思えたりもするのです。

私は寂しがりやなくせに人と群れることが苦手で、人と繋がりたいと思うのに繋がりに行くのは苦手という、とてもめんどくさい性格をしている。
学校の休み時間や、職場のお昼休憩の時間が少しだけ苦手だ。
みんなが各々の時間を過ごすのであれば問題ないのだが、仲良しな関係をしっかり築こうとする雰囲気があれば、その感じが妙に苦手なのだ。
だから私はよく公園に逃げに行く。

Googleマップの検索欄で「公園」と入力して、ヒットした近くの公園に足を運ぶ。
まずは、どこのベンチが一番居心地よく居られるだろうか何度も通ってリサーチ。公園の利用者数はどれほどのものかも調べる。
お気に入りのベンチを見つけて、知っている人たちが誰もいない、異空間をゲットできればこんな嬉しいことはない。
最近ようやく職場の近くにそのような公園を発見し、通い詰めている。
私の秘密基地のような居場所である。
私は小さい頃から冒険や秘密基地が大好きだった。

そして同じように公園を心の休憩室に使っている常連さんを時たま見かける。
私はその人たちのことを心の中で「公園族」と呼んでおり、密かに親近感を沸かせている。
きっとこの常連さんも、自分を取り戻す時間が欲しいのだろうなぁと密かに思いを寄せている。

難点は天候や天気に左右されてしまうこと、日焼けや危ない虫がいるというところだろうか。
この時期だと毛虫の大量発生や、大きい蜂が出没したりする。そこも公園の醍醐味というところだろうが、そこだけはまだ楽しめない自分がいる。
公園好きを名乗るのにはまだ新米なのかもしれない。

私の性別は女性だが、少年心を持ち合わせていると認識している。
そんな密かな少年心の紹介だった。
共感してくれる人はいるのだろうか。

この記事が参加している募集

この街がすき

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?