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新入り猫とババア(私)の戦い

新入り猫ミントが我が家に来て数日、先住猫と完全に打ち解けた。
先住猫が行くところはどこへでもついていく。
そして、先住猫が見当たらないと、体には似合わないほどの大声で先住猫を探す。
その声に反応して、先住猫が探しにいく。
なんて、ほほえましい光景だろう。

猫同士の光景は・・・

猫同士は完璧だが、人には全く慣れてくれない。
人が近づこうものなら、すぐ物陰に隠れてしまう。
さすが、元多頭飼育崩壊出身なだけはある。

「こうなれば、秘密兵器の【ちゃおちゅ~る】だ」

先住猫が喜んで食べてるところをみれば、
ミント・「この生き物(人)は、美味しい食べ物をくれるのね」
と人間が好きになるはず。

さあ、ちゃおちゅ~る作戦開始だ
「カンナ~、エイト~、ミント~、おやつだよ~」
声をかけると、食いしん坊のエイトが駆け寄ってくる。
エイトに食べさせていると、のんびりとカンナがやってくる。
2匹につられて、ミントも来た。
私『フフフ。作戦どおり。さあ、人の手から食べてごらん』
ちゃおちゅ~るをミントに近づけた瞬間。
「がぶっ!!」
ミントの鋭い牙が私の親指にブスリと刺さった。
また、流血したことは言うまでもない。

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