水木団子さんは、勉強中 ฅ(º ロ º ฅ)オォッ!!


冬至ですね。
陰極まれる1日。
妖怪好き、怪談好きとしては、なんかその響きだけで堪らんのです。

ホントにそんな化け物とか怖い事が起きたらたまったもんじゃありませんが。
でも、この。。、
真の暗闇に蠢く。。
って感じがねぇ。
もう。。。垂涎物ですわ。

見た事も感じた事も無いですけど。

閑話休題。

今日はそちら方面の話をしたいのではありません。

ワタクシ、年末に1つ歳を重ねます。
産まれて1週間で数え年2歳でした。
そのせいかもしれないし、そうでは無いかもしれないのですが、
 冬至の辺りには、あらら?と思う事が近年は増えて来ました。

ま、歳ばかり喰って何も成せないと言う焦りに翻弄されていたのかもしれませぬ。

ですが、いよいよ還暦目前!になりまして、おや?と思う事がございました。

 何かと申しますと。
 ある意味、「諦めが着いた。」と言う事なのかもしれません。

コレがまだ三十路辺りでしたら、( ºДº)キーッ!今年も何にもしてない1年だった〜!去年とさほど変わらんじゃねぇかぁ!
痩せねぇし、貯金は増えねぇし、息子はどんどん可愛くなくなるし、夫婦仲はなんか冷え切っていくし〜!

でも、年は喰ってババァ一直線だし!ちっとも面白い事無かった〜!
と、馬鹿丸出し。
そんな30年を過ごして来た訳です。
 
 ですが。
先日心療内科のドクターに、「早目の定年をした」と言われてから
もう、社会に貢献しようとか自分も社会人の1人だと思うのを辞めよう。
わげすたずに任せよう。
縁側で茶でも啜ってボケ〜っとしてても良いかもなぁ。
縁側なんて豪華な設備無いけど。
茶よりもコーヒーオンリーだけど。
と、まぁ、前線に出るのを辞めた訳です。
んで、今年は珍しく楽しい1年だったなぁ。途中挫折したけど今後の老年期への希望が見えてきたなぁ、と思っておりました。

そして、ฅ(º ロ º ฅ)オォッ!!
と閃いたのです。
これぞ神の啓示。
決して神を冒涜なんぞしてはおりませぬ。

これまでの30年は、毎年頑張っていた自分を否定し続けてきたんだ。
これじゃダメだ。もっとやらなきゃ。もっと頑張らなきゃ!
全然理想の自分になんかなれない。
理想の子供じゃない。
理想の職場じゃない。
理想の夫婦じゃない。
理想の家庭じゃない。
理想になんかまだまだ程遠いっ!

と、憤っていたみたいですよ。

そして、いよいよ還暦。
いよいよ老年期。
いよいよ死期が感じられる頃。

なんかね。
死ぬまで「こんなの理想じゃない!」って言い続けるのって
すっごいかっこ悪い生き方だなぁ。
何一つ褒められる所が無い人生を歩いてきたっけ?
何か1つでも、幸せを感じた事なかったっけ?
そこまで悪人じみてた?
そこまで地獄だった?

残り30年あるかないかだろうけど、若さもやる気も知識も記憶も認知もこれからもっと失われていくのに、まだまだ、まだまだ、もっともっと!って、
どんだけ老体に鞭打ちたいんじゃ!

と、自分イジメに拍車がかかりそうな自分を辞めようと思いました。

もちろん、金を稼がなきゃご飯が食べられないので何かしらはやっぱり稼ぐだろうけど。
でも、こんなモンだけど面白かったなぁ。
なんか、楽しく生きたよね〜
なんか、幸せだったかも。
精一杯生きたよなぁ。
一生懸命考えたし、取り組んだし、力は尽くした!
及ばない所は山ほどあるけど、充分やった!
って言いたいなぁ。

満足してから、向こうへ渡りたいなぁ。
と、切に願う訳です。

なので、今この瞬間から、
今年は、適応障害で休職したけど、健康保険のおかげで休みながら暮らしていけたし、息子達に旅行に連れて行って貰えたし、妹からお小遣い貰えたし。
古い友人から連絡あったし。
仕事辞めようって決めたら、やりたい事があったことに気づいたし。

良いと悪いで診たらトントン
だけど
気持ちは満足した1年だったなぁ。

と言う事に落ち着いた訳です。

冬至の今宵、とことん自分の闇を見詰めて全部並べて、明日から裏返して行く作業をするのです。

立春には、だいぶ明るい兆しがやってくるはず。

冬至、大つごもり、立春
と、必ず魔がさすタイミングがあるから、その度に裏返していけたら楽しいなぁ。

人生は、楽の中に苦があるのです。


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