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精神科医がorange rangeのライブに行ってみた

今回は番外編、先日オレンジレンジのライブに行く機会がありました。ファン目線での感想と(やや強引に)精神科医目線での感想も交えてお伝えしていこうと思います。

1000人規模くらいのライブハウスで開催されたのですが、当然大盛況で控えめに言って最高でした。私は世代ど真ん中なのですが、ミチシルベやSUSHI食べたい、そして最後のアンコールでは個人的に大好きなお願いセニョリータを歌ってくれました。

ボーカルのHIROKIのMCも軽妙でした。お客さんとのアドリブのやり取りもキレがあって、即座に反応する瞬発力はすごいなと。それでも本人たちはコロナでだいぶなまった、年齢を重ねて上手くなってきた、と仰っていて、どんなにコミュ力が高い人でも経験と慣れは必要なんだなと思いました。

それとベースのYOHとボーカルのRYOは兄弟なのですが、実の父親がアルコール依存症ということを公表されていて、幼少期は借金取りの電話が鳴り続けるような大変な環境だったんですね。

機能不全家族、とまで言っていいのかわかりませんけど、そういった家庭で育った方々は往々にして自身も感情面や対人関係面で不安定になりがちで、

実際にYOHも一時うつ状態になったそうですが、それでも踏ん張って活動を続け、家族も養って、東日本大震災の被災地にも何度も足を運んでいるそう。

オレンジレンジはメンバーのほとんどが地元出身の同学年。メンバーの結束は当然固いし、YOHやRYOの安心できる居場所でもあるのだと思います

ライブの後は翌朝まで耳に違和感が残りました。一緒に行った家族はライブ後すぐに元に戻ったそう。聴覚過敏(感覚過敏、ASDの特性の一つ)があるせいかもしれません。オレンジレンジ、再ブーム来てるらしいので、ぜひみなさんも注目してみてください!

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