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これを語らずには始まらない

皆さんいかがお過ごしでしょうか?
こんばんはMittsuです。
昨日の初投稿からいよいよ初めて本題のお話をさせていただこうと思います。
テーマにも書きましたが、感染症のお話をする上でこれを語らずには始まらないと言っても過言ではないのが、感染症の原因となる微生物について少しお話ししていこうと思います。微生物と聞くだけで難しい!キモい!とか思われるかも知れませんが、大体の病気の原因はこの微生物が問題となることが多いのです。まー難しく思わずサラッと流す程度でお聞きください。

🦠微生物🦠
微生物といっても小さなものから大きなものまで存在します。

大きいものでは、お魚などに寄生虫としてついていることがある「アニサキス」と言われるミミズのような寄生虫の「蠕虫

次に大きものになると最近ニュースでも聞いたことがあると思いますが、「トコジラミ」そのほかにも「ノミ」「ダニ」などが該当します。ここまでは、肉眼で見えるか見えないかの大きさです。
ダニについて少し脱線しますが、「ヒゼンダニ」別名で疥癬(かいせん)は、新型コロナウイルスの治療に効果があるのではと言われていたイベルメクチンが治療薬となります☝️

ここからは、光学顕微鏡じゃなければ見れないサイズになりますが、「原虫」という種類で、北海道ではキツネ🦊に寄生していると言われている「エキノコックス」、最近は梅毒など性感染症でも合併していることがある「アメーバ赤痢」などになります。ほかにも聞いたことがあるところになると「マラリア」も原虫の一種です。

続いては、私の足🦶にも住んでいる水虫さんですが、酵母(かび)の仲間たちです。真菌とも言われるもので、「カンジダ」「アスペルギルス」などもこちらに含まれます。

ここまでは光学顕微鏡で観察することができる微生物ですが、最後は「細菌」です。
こちらは、人間や動物のカラダの色々なところに住み着いている常在菌であったり、土の中などにも存在している環境菌など数多くおり、感染症の大多数が「細菌」が原因となることが多いです。食中毒の原因菌となる大腸菌や皮膚に存在するアクネ菌(ニキビ菌)、黄色ブドウ球菌などが有名なところでしょうか。
これらの細菌は、4つのカテゴリーに分けられます。
形は、棒のような形の「桿菌(かんきん)」、丸い球状の「球菌(きゅうきん)」の二つに分けられます。またこれらの細菌を検出をするために使用するグラム染色によって色の区別がされます。🧫
細胞壁の厚い細菌は染色しても脱色しにくく「青色」に染まり、細胞壁の薄い細菌は染色すると「赤色」に染まります。これらの反応によって青色を「陽性菌」、赤色を「陰性菌」と呼び、「桿菌」「球菌」と合わせて4つの区分類に区別しています。
①グラム陽性球菌 ②グラム陽性桿菌 ③グラム陽性桿菌 ④グラム陰性桿菌
の4種類に区分します。
細胞壁が厚い方を「陽厚」と学生時代覚えたな〜

と細菌の話をすると長くなるので、本日はここまでにしようと思います。明日ももう少し続けて微生物についてお話ししていきたいと思います。長文でしたがご購読いただきありがとうございました。それでは、おやすMittsu💤

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