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寛解導入療法/抗がん剤治療1日目

6月24日(土)

不眠。抗アレルギー薬の点滴に含まれるステロイド薬の影響らしい。
5時、採血。
6時半、検温、血圧、血中酸素濃度、体重測定。今日も体重が100g増えていた。歯を磨いて顔を洗い、廊下へ出てポットにお湯をもらった。

8時、朝食。ご飯、味噌汁、キャベツとソーセージの煮物、焼き魚。食後にベサノイド、ランソプラゾール、アシクロビル、ファンギゾンシロップ。
9時、主治医回診。血液検査の結果、分化した白血病細胞が9000を超えたので今日から抗がん剤治療を始めることになった。今日から5日間、24時間抗がん剤を投与しながら輸血も同時に行うらしい。副作用が心配だが、病気の細胞を減らすために必要な治療なので耐えるしかない。寛解導入療法のハイライトに突入した。看護師から排尿日誌の記録方法を教えてもらい、利尿剤を服用。抗生物質の点滴を開始。

夫から餅の焼き方をLINEで聞かれ、子ども達とビデオ通話をした。今日は友達家族が自宅に遊びに来てくれるらしく、2人ともテンションが高い。Switchのみまもり設定で時間制限を解除した。楽しい1日になりますように。

10時、胸部レントゲンを病室で撮影。
その後、病衣の下に着る下着をネットで購入。
薬剤師さんが抗がん剤治療のスケジュールと副作用について説明に来た。キロサイド(シタラビン)を5日間、ダウノマイシンを3日間投与する予定で、吐き気止めのステロイド剤も一緒に使うとのこと。

11時半から抗がん剤キロサイド(シタラビン)投与開始。特別なアレルギー反応もなく、12時の昼食を完食。抗アレルギー薬点滴後、赤色の抗がん剤ダウノマイシンを投与。夜眠れなくなることを見越して横になり、ネトフリを少し見て昼寝。

15時、昼寝から目が覚め、ゼリーを食べて歯磨きをしていたら血小板輸血が届いた。抗がん剤で中心静脈カテーテルを使っているので、輸血は別の血管で行うことに。看護師さんが左前腕の外側にある血管を探して点滴を挿入。眠くなる抗アレルギー薬を投与後、黄色い輸血を開始。輸血が終わるまで眠り、起きてから頭痛対策でカロナールを飲んだ。

18時、夕食。ご飯、シュウマイ、温野菜サラダ、みかんの缶詰。抗がん剤の副作用もなく完食。食後にベサノイド、ファンギゾンシロップ、歯磨き。
19時の検温では37.1℃と微熱。手の甲に覚えのない内出血。机の上が散らかってきたので収納用品をネットで物色し、横になってネトフリ視聴。

21時、抗生物質の点滴。右目に違和感を感じて目薬を点眼。
23時半、抗がん剤キロサイド(シタラビン)を新しいパックに交換。
初の眠剤を服用し、就寝。