見出し画像

地固め療法4クール1週目/入院ウィーク

地固め療法は全部で4クールなのでこれが最終クールです。

1月22日(月)

昼前にコロナ検査、採血、心電図、胸部レントゲンを済ませて入院。今回も無菌室だが2人部屋だった。お隣さんは当分入る予定がないらしいので2床部屋を1人で使うことに。窓際のベッドを選び荷解きして病衣に着替え心電モニターを装着。いつもの格好になった。夕方、主治医がやってきて「明日骨髄穿刺しますね」と言われた。「早速ですね」と言うと「はい、うふふ」と主治医。全く治る気配のない肩の痛みについては「腰痛から始まったのでリュープロリン注射の影響ではないかも」ということで水曜日に整形外科を受診することになった。

1月23日(火)

昨夜から喉が痛くなり、朝起きると痛みが増していた。
5時半、MRSA検査。7時、バイタルチェック。看護師さんに喉が痛いと伝えると、今日から内服予定だったベサノイドは一旦飲まないでくださいとのこと。朝食後、主治医回診。喉の様子を診てもらい、念の為コロナとインフルエンザの再検査。どちらも陰性だったが亜ヒ酸の点滴は1日遅らせて、今日は骨髄穿刺だけになった。治療スケジュールが後ろ倒しになってしまったが仕方ない。今日の骨髄穿刺も麻酔をしっかり打ってもらったので痛い思いをせず無事終了。

1月24日(水)

まだ喉が痛い。
5時半、CVポートではなく右腕で採血。
9時前、主治医回診。血液検査の結果、炎症の数値は高くなかったものの大事をとって今日も治療を延期することになった。主治医は慎重だ。
午後、整形外科に呼ばれて外来受診。肩の痛みは「凍結肩」と診断された。いわゆる五十肩である。痛みに反応して肩の周囲の筋肉が縮み、肩が固まって動かしにくくなっているのだそうだ。ひとまずステロイドを含む痛み止めを肩に注射してもらった。するとどうでしょう。一気に痛みが軽くなり可動域が広がった。これでリハビリしやすくなる。亜ヒ酸とベサノイドの治療は明日から始めることになった。

1月25日(木)

昨日調子に乗って肩を動かしすぎたのか目が覚めたら肩が痛かった。
朝のバイタルチェック、朝食、主治医回診。喉の痛みがだいぶ良くなったので今日から治療を始めることになった。ベサノイドを服用し10時過ぎから亜ヒ酸の点滴をスタート。昼食は天ぷらそばを完食。
14時頃お隣さんがやってきた。昨年8月に同室だった上品なおばちゃまだった。「またよろしくお願いします」と挨拶をして少し会話。おばちゃまは血液の数値が悪くなったので再入院したのだという。治療が終わったらCVポートを取り出すつもりでいたが、万一のためにCVポートは残しておいた方がいいなと思った。夕方、頭痛が始まったのでカロナールを服用。早めに就寝。

1月26日(金)

快晴。カーテンを開けて外を見ながらお隣のおばちゃまと世間話をした。朝食後から亜ヒ酸の点滴。途中で12誘導心電図。昼食はカレーを完食。14時、シャワー浴を済ませてからコンビニまで歩いてアイスを購入。西日でポカポカの部屋に戻ってネトフリを観ながらアイスを食べた。喉の痛みはすっかり良くなって、乾いた咳が少し出る程度にまで回復。17時、主治医回診。頭痛が始まりだしたのでカロナールを服用。痛みが強くなる前に就寝。

1月27日(土)

今日も快晴。6時、採血と採尿。バイタルチェック、朝食、主治医回診。「今回は頭痛がそんなに酷くならなかったので良かったですね」と言われた。「これで最後の入院になりますか?」と聞くと「はい、基本的には」とのこと。来週は月曜日の午後退院し、水曜日と金曜日に通院治療することになった。
10時過ぎ、亜ヒ酸の点滴開始。点滴が始まってしばらくするとお隣のおばちゃまが部屋を移動するらしく挨拶にきてくれた。2度目の抗がん剤治療のため個室へ移るのだそうだ。もしもう一度抗がん剤治療をすることになったら、私は耐えられるだろうか。少し暗い気持ちになったが、その時がきたら考えようと思った。

1月28日(日)

亜ヒ酸点滴4日目。朝食後、普段より早めに点滴をスタート。開始してすぐ主治医が来てくれた。日曜日なのに申し訳ない。昼食前に点滴終了。
午後のバイタルチェックでは血圧(上)が88だった。どうりで頭がフワフワするわけだ。少し昼寝をしてからコンビニまで散歩。病室へ戻って甘いコーヒーを飲み、夕方の頭痛に備えてカロナールを服用した。

最終クール残り7週。
明日の点滴が終わったら退院できるので嬉しい。