パニック症と自律神経3

今回で3回目です。

3日坊主の3日目です。

この次も続けられたら、少し先まで続けられそうな気がします。

前回は自律神経系に対する捉え方、視点を増やして欲しいなあというお話でした。

自律神経系の考え方は沢山あり、1つの理論で全てを説明出来るものではないと思います。

『こんな考え方もあるよ』

という、視点で行きたいと思います。

自律神経とは交感神経・副交感神経というグループ(遠心性)と内臓求心性繊維(求心性)に別れます。

交感神経は全身に波及しています。
緊張する場面が予測(扁桃体で危険予測をします)されると、逃走するか闘争するかの選択肢が用意され、交感神経は緊張します。

逃走するにしても、闘争するにしても「フリーズ」していては動けないですから。
交感神経が優位になって行動しないといけませんね。

交感神経が働きを強めると、呼吸数は上がり脈拍も上がります。
これは、交感神経の大切な働きです。

交感神経を抑えて、副交感神経を優位にする。

この考え方は一般的になり過ぎ、副交感神経系を優位にする事が大切だとされます。

副交感神経系を優位にし過ぎると、他の問題が出てきます。
交感神経無しには動けない。

交感神経も副交感神経系も互いが拮抗する事が大切です。

テンセグリティという造語がありますが、絶妙な張力のバランスが成り立つことで安定します。


逃走・闘争を求められるシーンは生活のあちらこちらに存在します。

学校・会社・家庭。
身近な生活ルーティンに、逃走・闘争を感じている人は多いかもしれません。

そして、それは必ずしもマイナスイメージのものばかりではないと思います。

一生懸命に仕事をしていた。
忙しいながらも子育てをしていた。
勉強の為、学校に塾に通った。
地域の役が回ってきて忙しい。

精一杯役割を果たしているだけなのに、ある日突然その症状が現れます。

「息が苦しい」
「眠れない」
「食欲がなく、胃の不快感がある」
「めまいがする」
「頭痛がする」
「不安が襲ってくる」

症状が出てくると、後はそれぞれの症状が絡みあい悪循環に陥ります。


またまた、今回はこの辺りまでで。
続きを少しずつ書き溜めております。

長くなってすみません。

では、素敵な夜をお過ごし下さい。



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