ひろひろこ

蒼波純文学 本名に「ひろ」が入ってるから

ひろひろこ

蒼波純文学 本名に「ひろ」が入ってるから

最近の記事

あれは放課後だった ずっと話したい妄想ばかり繰り広げるも話しかけられない私、そして暮れてく夕焼けの中でみんなのいる輪からはみ出し止むを得ず一人で帰る私 まだまだ悲しいほどに綺麗です

    • Re:

      もう一度、やり直せるなら1年間をやり直したい そう思えるほど、直近1年を振り返り過去を噛み締めている そんな感覚を綴ろうと思う 子どもじゃないから、1人になることを寂しがっても仕方がない とりあえず私等の周りにはいつも卑屈がそばに居る 此奴の存在は、みんな無意識に忌み嫌いながら好いている しかしまあ、時間の流れを、不覚にもこれほど敏感に感じ取ってしまうのは、おそらくあなたが残したイタズラに違いないだろう ありのままでならない日々を、見失いたくない フェードアウトしていくだ

      • 蛍光灯がついたまま 朝になってしまった 今、息をしているということは 思い通りになれなかったということ

        • 君のことだから、"おさかなになりたい"なんて いつも簡単に言ってしまうけれども

        あれは放課後だった ずっと話したい妄想ばかり繰り広げるも話しかけられない私、そして暮れてく夕焼けの中でみんなのいる輪からはみ出し止むを得ず一人で帰る私 まだまだ悲しいほどに綺麗です

          なんとなく

          自分はひとと違う人間になるんだろうなって思ってた 昔から、周りの同年代を見ていても 自分は世界を知るのがワンテンポツーテンポ早かった 周りは全然知らないなと思っていた 自分だけが感じる世界の美しさを信じた でも簡単に人に騙されたり、裏切られる 思ったより世界は早く回っていた 思ったより世界は美しくなく、汚れていた 思ったよりあの子は悪いことを考えていた 時代に置いていかれないように必死に焦る 最近は流れに身を任せすぎた これは時代が原因なのか、そう思っても正しさが分からなくな

          思いは重い 臆病で弱い 結局今日も何も出来ず 暗い気持ちにすらさせる 夢ならば早く覚めてほしかった 掴みたかった 昼間白い月 心は走って追いかけた いつだって何も無かったかのように 僕たちは離れていくだけだ 頬をつたうあなた 走っても届くことは無いが 夕焼けに消える山手線が今日は 僕に何か言い残して いつもより少しだけ僕を見つめ 去っていった 河川敷に座り込み 残った思いが溢れた 叫ぶよ 叫ぶよ こんな僕でごめん いつもありがとうと 痛みを消す術は 他には無いよ 叫ぶよ 僕は

          なんとなく人とは違う特別な人間になるんだろうなって将来に期待してた でもこうして今となっては、普通でいい何も無くていい わたしがあなたの隣にいるという取り柄以外いらないと思えた

          なんとなく人とは違う特別な人間になるんだろうなって将来に期待してた でもこうして今となっては、普通でいい何も無くていい わたしがあなたの隣にいるという取り柄以外いらないと思えた

          1月が終わる

          そうですね、1月が終わるということで。 生活のリズムを歪めながら、尋常な速さで過ぎていく毎日に特になんの躊躇いもなく横目でさよならする。 大学1回生の身なので、テスト期間で今、わたしはレポートや勉強に追われているところです。こないだのTOEICも受けました。出来は、うん笑、来年も受けよっかな。 ただ、この爆速通過日々に全く躊躇いがないという訳では無い。少しはあって、 わたしはこないだ大学に入学したばかりだけど、あれから10ヶ月程経ち、もう別れの匂いがしてしまう。 わたしはあな

          1月が終わる

          反出生の友達

          高1のころ、インターネットに強い反出生主義の友達がいた。 私と彼は同い年で、私たちはよく深夜の3時頃に、反出生同士で啓蒙もしつつ長々と毎日語り合っていた。彼は高1とは思えないほど、意見がしっかりしていて、かっこよかった。普通の高校1年生ならそこまで考えられないだろうというところまで思慮をめぐらし続ける人はいなかったから。たまに的を外すことも言うけど、世界と少しズレているところも彼なりの価値観を感じられた。定期テスト前にはこの恒例が無かったりするのが少し寂しかった。だから、毎日

          反出生の友達