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理不尽な物欲 もっているのに欲しくなる

もってるのに欲しくなる。

必要ないのに欲しくなる。


いや、必要ないのは間違いか。

欲しいと必要は同義。

物欲は生きる道しるべ。

何も欲しなくなった時、人は死ぬ。


というわけのわからん事を言いたくなるぐらい、キーボードが欲しい。

絶対になくても困らないのに、どうしてこうも欲しくなるのか。

買うべきか、買わざるべきか。


薄くて持ち運びに便利なキーボードが欲しい。


メカニカルじゃなくていい。

パンタグラフのやつ。

安いやつでいい。

メーカーも特に気にしない。

電池でもバッテリーでもいい。

Bluetooth接続でもワイヤレス接続でもいい。(有線はダメ)

色は黒がいい。

テンキーレスがいい。

頑丈な奴がいい。

こういう商品は結構多い。

どれがいいのか判断できない。


そんなに高いものじゃない。

世間一般的には。

しかし、お小遣い制のしがないパパのお財布事情では決して安くはない。

だから、なくても困らないこの商品を買うか我慢するのか迷う。

我慢とは、買える状況なのに買わない選択肢をする事。

さて果たして本当に買える状況なのか?

一旦考え方を変えてみよう。


そのキーボード代を別の事に回す事はできないか?

貯蓄してもっといいキーボードを買う事もできるのでは?

そもそもやっぱり必要ないのでは?

貯蓄をしてもっといいキーボードを買うというは中々魅力的な意見だ。

でもキーボードに数万円も出す事は現実的ではない。

それに高いモノを買ってしまうと、持ち運ぶ事に躊躇してしまう。

ガシガシと使いたいのだ。

だからなるべく安くて頑丈なモノがいい。

では、買った後の事をシミュレーションしてみよう。


どういった場面で使うつもりなのか。

カフェでおしゃれにキーボードカチャカチャなどしたことはないし、今後もないだろう。

では職場での使用を想定している?

そう一番の目的は職場での使用だ。


職場のPCはすべてノートPCであり、マウスも有線である。

それの何が不満なんだと思ったそこのあなた。

甘い。


姿勢が固定される」という身体に非常に悪い状態に陥るのだ。

これが長時間となると、身体へのダメージは甚大だ。


そこで薄いキーボードを持ち込めば、姿勢の自由度が増す。

無線のマウスはすでにもっているので、あとはキーボード。

ね?

欲しくなってきたでしょう?


仕事を円滑にこなす為、自分の健康を守る為。

僕はそれを自費で使用というのだ。

なんと慈悲深いことか。

と、理屈を並べていると、物欲がさらに強まった気がする。

これはその内買うな。

セールとかで安くなったら一発でポチるな。


誰かネットから僕を遮断してくれ。


そうしないと、僕の財布はどんどん薄く、軽くなる。

物欲に勝つ方法はない。


物欲さんを満足させる為に、高級品を買うか、とりあえず物欲さんを満たす為に安いモノで済ませるか

長期的に見れば高級品も悪くない。

でも高級品だから手に馴染むとも限らない。

僕はギャンブルはしない。

手堅く生きたい。


だから安いキーボードでいいのだ。

あれ?

いつの間にか買うことが前提の思考になっている。


誰かに背中を押して欲しい。

迷わず買いなさいとアドバイスして欲しい。

え?

自分で考えろ?


甘い。


自分で考えた結果、この無駄に長くまとまりのない文章となっているのだから。

あなたならどうする?

必要がないとわかっているなら買うべきではない。

一応使用シーンは想定されているので買っても損はないのでは。


さぁどっちだろう。

僕はもうこの件に考えることをやめる。

世論に託すことにしよう。


ではまた。









でもたぶん買っちゃうんだろうな。


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