革命

こんばんは。C-naです。ここ最近、フリースタイルでbreakを踊ることに自信がなくなりつつあると同時に、振りを考えることが増えて、踊ることが義務になってしまっていて、落ち込みメンタル気味です。
というのも先日のバトルで、初めて味わった緊張、プレッシャー。ステージの上で音が聴こえなくなり、焦る現象。そして仲間たちの輝かしい栄光。現状と夢とのギャップがこの時期にあることへの焦り。さまざまな要因が重なって、しばらくバッドに入っていました。いや、まだ渦中ではあります。
 自分は全く持って、器用な人間ではありません。ブレイクダンスに関しても、不器用で才能のない人間です。ただ、そんな自分でも、ダンスを続けて生きたいと、はじめて夢を持ったのです。宣言したからには実現すべきだけれど、タイムリミットが迫っていると、自分で自分の首を絞めて、焦りを感じているだけなのです。

 人と比べて自己嫌悪する日々。しかし、つい最近そんな毎日を壊してくれる言葉に出逢いました。あるダンサーの言葉です。彼の言葉は、忘れかけていた、始めたばかりの頃に無意識ながらも一生懸命に実行していたはずのことを思い出してくれたのです。彼は、知り合いでもあります。毎回、作品や紡ぎだす言葉に、この人はものすごい人だなぁと肌で、心で、全身で感じさせてもらっていたのですが、特に刺さりました。踊るということの本質、自分が踊るということに何故ここまで惹かれて、何故ここまで命を賭けてもいいと思った理由が、ぶわっと全身を駆け巡って、涙が溢れたのです。いつしか誰かに認められようと、うまく踊ろうと、ウケのいいダンサーになろうというのが踊る理由になって、心底つまらないダンサーになり、個性のない自分の踊りに辟易して落ち込んで、また評判を気にするループに陥っていたことを気が付かせてくれました。嫌われても認められなくても、感じたことを素直に表現するのが踊ることだったのです。その時その場所で自分にしか分からない自分の感情や全てをさらけだすことこそ、表現だったのです。ハッとしました。浅はかだったのです。嫌われたり認められなかったりすることを怖がろうが、結果がついてこなければ記憶の中にとどまりもしない。印象に残らないのなら別に怖くても、踊れなくても、恥ずかしくても、失敗しても、自分の表現ができればそれが自分の中でベストなはずなのだと。周囲から色々なことを言われて迷走していたのですが、とりあえず初心に戻って、音に、身体に、心に、動きに素直に任せて踊ってみたいと思います。

ちなみにタイトルの『革命』は、私がバッドに入ると必ずと言ってもいいほど聴く曲名です。アーティストはMOROHAさん。以下に最も心を揺らして、涙腺を刺激する部分を引用しておきます。

今まで恥ずかしかったこと 
       夢や希望 真顔で語ったこと
今まで恥ずかしかったこと 
       それを痛い寒いと言われたこと
今まで恥ずかしかったこと  
       身の程を知れって言われたこと
何より恥ずかしかったこと  
       それを恥ずかしいと思ったこと

久しぶりの投稿で、今の自分について吐露しただけに、長くなってしまいました。つくづく自分の文章力の乏しさを感じますが、思いつくままにつらつらと書き殴って(打ち殴って?)いるので悪しからず。それではおやすみなさい。

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