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好きだからこそ、言いたいこともある(Honda FCに向けての改善願望)


注意事項(言い訳とも言う)

筆者はHonda FCのにわか浜松市民ファンであり、Honda FCの内部事情を知るわけではありません。また、Honda FCが実業団チーム――事実上本田技研工業の保有するサッカー部――であり、地域のクラブチーム、及びプロチームとはまた状況が異なることも重々承知しています。
よって、ここでの発言はすべて筆者の願望、「こうであるともっと応援できるなあ」というものであり、改革要求や不満の発露ではないことをここに明言いたします。

①ファン感謝祭(的なもの)を実施していただけると嬉しい

いきなり外部ファンの意見で申し訳ない限りだが、近年Honda FCの退団発表はシーズン終了後にHP上で行われる形となっている。(下部参照)

正直なところ、色々と会社の内部事情はあるのだろう。Honda FCは実業団なので、社内で話が済んでしまうことは仕方ないとも考える。
だが、シーズン終了のセレモニーが終わった後、新シーズン開幕まで。ほとんどの外部ファンは選手に接触する機会を持てないのが現実だ(練習まで観に行くレベルのガチファンならともかく)。それに本音の話、こちらとしてもHP上の言葉よりも、選手の肉声、真なる思いを伺いたい。お礼とか、惜別の念を訴えたりしたい。そういった場がないのが、なんとも惜しく感じるのだ。

その他にも感謝祭を希望する理由はある。先述した通り、Honda FCはその性質故かどうしても内向き――会社内でことを済ませてしまう傾向が強いように感じている。無論会社の福利厚生が第一である以上、それは仕方のないことだとは思う。ただ外に目を向ければ、そこにもきっとHonda FCのファンは存在するのだ。現に筆者のような人間もいる。そのことを知って欲しいし、もっと、もっとHonda FCの存在をアピールしてほしいのだ。
「浜松に、プロにはならねど至高のアマチュアを目指し、実現するチームがいる」。そのことを、もっと世間に伝えてほしいのだ。それができた時こそ、Honda FCは「コアなサッカーファンのみぞ知る、ちょっとマニアックなチーム」的な位置から脱却することができるだろう……と、にわかながらに思う。だからこそ、その一歩として外部ファンとの交流を実施してほしいのだ。

②退団選手の動向についてもう少しだけ詳しく知れたらいいなあ……

退団の話にかこつけるわけではないが、次もそちら絡みの話になる。Honda FCでは退団が決まると、社業に専念するか退社して他チームに移籍し、更にサッカーを続けるかの選択となる。
さてそうなると。Jリーグへのステップアップ移籍ならばともかくとして、おおよその場合はその後について知る機会が、なかなかに減ってしまうのだ(一般ファンの場合。相当コアなファンの場合は、それでも追いかけてしまうのだろうけど)。
特に社業専念ともなれば、表舞台に出ることもなくなるのでなおさらだ。次に出て来る可能性があるとすれば、チームスタッフに就任した時ぐらいだろう……と思う。
事実、とある番組でちょっと前に社業専念となった元選手を久方ぶりにお見かけした時には、「あ、ちゃんと社内に残ってたんだ」と思ったほどである(無論、こんな機会も数少ない)。

そんな訳でHonda FCにお願いしたいのは、「退団した選手のその後について、もう少しだけでいいので発信して欲しい」ということである。色々な社内事情で難しいのだろうが、もう少しだけ内部をクリアにしていただけると、もっと応援しがいのあるチームになるんじゃないかなあと思う次第です。

③露出……とは言わないので、発信を増やしていただけると幸い

上の2項目にも絡んでくる話ではあるが、その内向きの性質からか、Honda FCの情報発信は他チームに比して少なく感じる時がある。
幸いにして昨年は公共放送局のとある番組に取り上げられる機会があったが、そうでもなければやはり大まかな姿――「いつでも強い」「J1とも戦える」など――ばかりが広がってしまうのが実情だ(もっとも、それはそれで良い面があるのも事実だけど)

別にHonda FCの発信が皆無だと言うわけではない。X(旧Twitter)やInstagramのアカウントは保有しているし、試合ごとに結果の報告やイベントの予告などは行われている。ただしその頻度はけして多くない。ゴールごとに選手の顔を出して発信するようなことはなく、試合についても結果と勝敗のみであることが多い。いわんや、監督や選手のコメントなどはほぼほぼ無い(無論、情報を隠せるメリットは有るのだが)。

この状況、筆者の個人的認識としては少々物足りなく感じる。これでも以前よりは増えたほうだという声もあるようではあるが、Honda FCはJFLでは知名度――おおよそ「門番」の二つ名と天皇杯でのジャイアントキリングによるもの――が高い方なのだから、そのポテンシャルと世界的企業の保有するチームである良さをもっと発揮してほしいというのが、個人的な願いである(何度でも、何度でも言うが、これはあくまで超絶個人的な願望だ)。

そんな訳で、Honda FCにはもう少しだけでもチームの発信――現時点で未だ出ていない新体制発表と練習の日程も含む――を増やしていただけると、筆者はもっと嬉しいのです。

④結論

こうして言葉にしてみると、結局のところ「露出を増やして欲しい」に行き着いた感じの今回ではある。だが筆者は思う。Honda FCには、まだまだ可能性があると。アマチュア最強軍団、Jリーグの門番であることは致し方ないにせよ、浜松のサッカーチームとして、もっとアピールの余地があるのではないかと愚考するのだ。

当然ながら、これはあくまで愚考である。Honda FCが本田技研工業の方針に沿って動かねばならないことは事実であるし、会社の思惑によっては突然休部や廃止になっても文句の言えない立場でもある(事実浜松市には、都市対抗野球で優勝した年に休部になった実業団野球部もある)。
とはいえ、1にわかファンの希望としては、アピールの余地があるならもっとアピールして欲しい、「Honda FCここに在り」と示して欲しいというのが願いだ。

そんな一個人の願いを記して、今回はここまでとする。

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