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Honda FC観戦記・今季総集編? それ以外の話も含めて、色々と、つらつらと。


序文

JFLと地域リーグの入れ替え戦、そしてJFLの表彰式も終わり、少しばかりのシーズンオフがやってきた。
優勝を果たして全員で登壇されたHonda FCの選手・スタッフの皆様並びに、ベストイレブン受賞の方々(10年連続受賞の鈴木雄也選手は、もはや圧巻であると言えるだろう)、最優秀監督賞を受賞された小林秀多監督、そして最優秀選手賞――MVPを手にされた岡﨑優希選手、誠におめでとうございます。

そして、シーズンオフを迎えた以上。筆者自身も今季を振り返り、来季により実のある観戦記を記すための糧とせねばならない。実のところ、ある事情(後述)で番外編の余地があるのだが、ひとまずシーズン自体はすでに終了したので、筆を執ることにした。乱筆、乱文ではあるが、お付き合い頂ければ幸いである。

そもそものきっかけ

まずは初心に戻るべく、そもそもどうして観戦記みたいなものを書き始めたのかについて語りたい。私の初めての記事が、こちらである。

そう。私がこうしてHonda FCの記事を書くに至った原因は、Honda都田サッカー場における星空鑑賞会という、めっちゃくちゃ貴重な体験をさせてもらったからなのだ。
選手が立っているあの天然芝のピッチに立てる機会など、そうそうあるはずもない(実際にはあったけど)。にわかファンが勇気を振り絞る理由など、それしかなかったのだ。
そして実際に良い体験――きれいな星空を見られたり、貴重なお話を聞けたり、選手の練習を間近に見られたりした――ができたことが、私に筆を取らせたのだ。この体験を分かち合いたい。Honda FCを知って欲しい。まさに、「推しへの思い」が溢れた瞬間である。

そうして一度筆を取ると、後はもう止められなかった。Honda FCとはなんぞや。JFLとはなんぞや。せっかくだから、ペンライトを振った話も書きたい。そんな思いが、次々と私を文章の世界へと走らせた。その結果が、以下のマガジンである。

だからなんなんだ、って話である。にわかがイキんなって話でもある。でもやりたかった。たとえ選手のお顔を覚え切れなくとも(未だに背番号で見分けているフシ、あります)、せっかくだから、最終節まで続けてみたかった。そんな思いで、とうとう最終戦まで綴ってしまった。
そしておまけに、フットサルの話までも書いてしまった。この後はバスケの話もラグビーの話も書こうと考えている。もう、なにがどうなっているんだ、自分。でも、やりたいんだから仕方がない。

本当になんなんだって話だと思う。自分でもバカだと思う。でも、今はこのバカをやりたい。来季もHonda FCを応援したいし、今後、いろんなスポーツをかじっていきたい。沼落ちするかどうかはともかく、見識を広げていきたい。そう思っている。まったく、遠くまで来てしまったものである。

ただ。総じて言えることは、今季もHonda FCを観戦して良かった。色々と踏み切ってみて良かった。東京まで観に行って良かった。優勝が見れて良かった。ハッキリ言って、色々含めて100点中の120点である。本当に良かった。

反省

とはいえ、今季のこの動きにおいて反省すべき点は多々存在する。例えば、先述した「選手のお顔、覚え切れない問題」だ。この問題と、咄嗟の事象への把握不足が元となって、私の観戦記には選手のお名前が出て来ることがまったくもって少なかった。
なんらかの信念でそうしているのならともかく、「覚えた選手ばかりお名前を出すのも……」みたいな半端なことをやっていたのだから、ここは修正点である。来季も書き続けるのならばきちんと調べていく。覚えていく。ハイライトなどで確認をする。これが重要になるだろう。

次に反省として取り上げるとすれば、「感想の弱さ」だろうか。
私の中で一番感情が入ったと言えるのが以下の記事になるのだが、勝利寸前で何もかもがすり抜けていった悲しさや、広いピッチで必死に90分を戦う選手たちへの複雑なファン心を、自分なりに吐き出せていたと思う。

その一方で、試合分析に近くなった感戦記がこちらだ。

こちらについては、結局感想をまとめたら試合分析に近くなってしまった、というのが本音である。
相手のキーパーがアウェイ(Honda FCから見ての)戦でHonda FCのゴールを破ったという事実は知っていた(ゴールキーパーのゴールは非常に珍しいものである)し、相手が非常に堅守である(今季最少失点チームである)ことも知っていた。

そのことから、
・守備の不安が見え隠れしているHonda FCが、一部のレギュラーを欠いた状況でどうゴールを守るのか?
・Honda FCが、相手のゴールをいかにして突き破るのか?
この2点に目が行き、必然、相手の攻勢にも注目する傾向が強くなった。それらを整理した結果が、広い場所への感動よりも上回ってしまった、というのが本心である。後は多分、広い箱だったので俯瞰して試合を見られたのが大きいのかもしれない。

ともかく。どうしても試合を端的に綴っている感は残っているし、後はスタグル――スタジアムグルメとかの紹介も弱い気がする。木っ端なにわかファンの観戦記に求められるものなど、正直わかりもしないが、もう少し色々と書き込んでいけたらと思う次第である。

来季の目標(みたいなもの)

本稿を執筆している時点(12/12時点)では、来季の日程などわかりもしない。来季に何試合見られるかなどわかりもしない。
【ちなみに、今季はホームゲーム13試合(1試合見られず)にアウェイゲーム2試合の15試合を観戦した。】
とはいえ、見られる限りの試合は観に行きたいし、観戦記も残せる限りは残していきたい。できうるならばネット掲載の許可などをしっかり取って、色々なものを観戦記に記載していきたいものである。

正直なところ、「にわかファンがHonda FCのことを色々書いている時点でおこがましいというのでは」という気持ちは今でも残っているし、別に観戦記を書いて有名になりたいわけでもない。お金にするなんてもっての外だという気持ちもある。
ただ、せっかく書くのならば都田――Honda都田サッカー場や、You Tubeにおけるライブ放送での観戦者が増えてほしいという思いはあるし、出来得る限りHonda FCを見届けたいという思いはある。そして願わくば、来季も優勝を果たす姿をこの目に納めたい。

そんなわけで、来季については観戦記の充実が最大目標となる。長すぎず短すぎず、読みやすい記事を書くのはもちろんながら、サッカーだけでなく、他のスポーツについても、残せる限りは残していきたい。未熟ながらも記録を残していくことで、スポーツの進行に片隅でも役に立てたら。そう思う次第である。

それでは皆様、次はフットサル3回目の観戦記でお会いしましょう。
Honda FCの観戦記をお待ちの方は、3月頃、2024シーズンの開幕まで、しばしお待ちくださいませ。
ああ、その前に今度Honda都田サッカー場で星空鑑賞会があるんだった。もしかしたら、番外編が上がるかもしれません。

それでは、また。

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