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「7つの習慣」は私の取り扱い説明書!

おはようございます。
昨日はじめたばかりのnoteですが、沢山の方に読んでいただき嬉しく思っています。これからもマイペースで、ぼちぼち進めていきたいと思います。

さて、私が今関わっている飲食企業の中で「社内図書館」というものを個人的に進めています。これは私が個人的に所有している書籍や他の社員から預かった書籍をリスト化して全社員に貸し出すというものです。その中で毎月お勧めの書籍を3冊ピックアップしてそれぞれ簡単に解説しています。
本の面白さを知って欲しい、そして社員のみんなに知見を広げてもらいたいというのが大きな狙いです。最初はビジネス書しかなかったのですが、本に馴染みがない方にはとっつきにくい面もあったので、今はライトなマンガ形式になっているものなども多く扱うようになりました。
私自身、電子書籍よりも紙の書籍派なのですが、本を手にして読むととてもリラックスできます。一つのストレス解消法だと思っています。
本との出会いは、人との出会い。本を読まない人生は勿体ないと思っています。

経営の指南書として「原理原則」を書いた本は沢山あります。ピーター・ドラッカー氏やディール・カーネーギー氏などもとても有名ですが、私の一番の推しは、スティーブン・R・コヴィー氏の「7つの習慣」です。
「7つの習慣」は世界で最も売れたビジネス書とも言われておりますので、ご存知の方も多いのではないでしょうか?私が「7つの習慣」が大好きな理由は大きく分けて2つです。

一つは「個人と組織の効果性」について見事なまでに体系化されていることです。世の中には有名な格言や、成功するための手法などが溢れていますが、人の可能性に関わる事象をここまで見事に体系化したものを他に見たことがありません。
7つの習慣がアメリカで初版されたのは1989年で今から35年も前です。世の中が目まぐるしく変化する中でも、「社会的に成功するためには、まず自分自身に勝たないといけない」という原理原則は変わりません。
私たちは原理原則をしっかりと理解した上で、今の時代の時流に合わせていくとこが大切だと思っています。

二つ目は、「7つの習慣」がビジネスだけではなく、豊かな人生を送るために書かれていることです。「7つの習慣」シリーズには、学生をターゲットにしたものや夫婦関係を築くことをテーマとした書籍も数多くあります。そのすべてが同じ原理原則に基づいているのです。「相手を幸せにするためには、まず自分が幸せにならないといけない」当たり前のことかもしれませんが、読むたびにはっとさせられます。夫婦、家族、子育て、職場、うまく行ってない時は何かしら自分にも原因があるものです。

私は「7つの習慣」を自分自身の取り扱い説明書だと思っています。
初めて「7つの習慣」を読んだのは20代の頃でした。当時勤めていた会社がITTO個別指導学院という学習塾のフランチャイズをやっており、その学習塾では、指導の中に「7つの習慣」を取り入れていました。そこで一度学んで、素晴らしい概念だと思い、強く印象に残りました。
しかしながら、日常を過ごす中で徐々にそれが薄れていき、忘れかけていました。
それから約10年以上経過した後、ある大規模商業施設にあるフードコート のグランドオープンの際に、ラーメンチェーンの一風堂さんの店長さんと知り合うことになり(私は別テナントの店長をしていました)、そこで衝撃を受けます。それは、一風堂さんのオペレーション力が圧倒的だった事です。
注文を受けてからの提供速度ももちろんですが、接客やチームワームどれを取っても非常に素晴らしい!私たちのお店は全く敵わないと思いました。
店長さんにどういった教育方針なのか聞いてみたところ、なんと教育に「7つの習慣」を取り入れているというのでびっくりしました。
後から調べてみると、一風堂を経営されていらっしゃる力の源カンパニーの河原氏は、社員教育に「7つの習慣」を取り入れることでチーム作りに成功され、それを活かした外部研修や書籍の出版もされていることを知りました。そこで、大事なのは原理原則に基づく考え方なのだと、あらためて知ることになったのです。

今でも、何かに行き詰まったり、迷ったりした時は「7つの習慣」を読んで立ち返ります。そうするとその度に新しい気付きがあり、私を導いてくれます。これが「私の取り扱い説明書」と感じている理由です。

京セラの創業者である稲森氏の有名な言葉があります。

人生や仕事の結果=考え方×熱意×能力

物事をどう捉えるかは非常に大切な考え方です。同じ経験をして不幸と感じる人もいれば幸せと感じる人もいます。全ては考え方次第だと思っています。

「7つの習慣」をまだ読まれたことの無い方に、少しでも興味を持っていただけたら嬉しいです。
今の貴方を後押ししてくれるきっかけになると信じています。

読んでいただきありがとうございます。
良い週末をお過ごしください。


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