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デルタルかアナログかそれが問題だ。

私は本好きです。
いわゆる活字中毒というやつで、雑誌・小説・漫画・実用書など、基本テキストベースで情報もエンタメも摂取しています。
そんな私は必然本屋が大好きで、一人で行くと数時間ウロウロしてしまい、ついあれこれ買ったりしてしまいます。

ですが、仕事が忙しく、生活圏内に大きな本屋さんがないと、なかなか本屋に行く時間が取れません。本屋に行ってもお目当ての本がないこともあります。

電子書籍という黒船

そんな時、読んでみたい小説をたまたまアマゾンで検索し、試しに電子書籍(Kindle)を買って読んでみました。

結果、これはこれであり。多少の読みにくさとかはありますが、まぁ許容範囲、携帯でも十分読めます。

それ以後はどうしても読みたいものは電子書籍で買うようになりました。
なんせ、風呂の中に防水の携帯持ち込んで音楽かけながら読めるのです。
まさに天国。
もちろん紙の書籍でもしてました。が、私はたまに眠ってしまい、本を湯船に落として、ゴワゴワにしてしまうような粗忽者。しかし、電子書籍なら問題なし。

漫画なんかも紙の本だと、風呂に持ち込めるのはせいぜい1冊ですが、携帯なら続きが気になったら、そりゃ、ポチってやればいいのです。
その場ですぐ続きが読めてしまう。なんという罠。
孔明老師の石兵八陣のように風呂から出られません。

さらに最大のメリットは紙の本と違って場所をとらない。
いうまでもなくこのメリットは大きい。

そんなこんなで今や携帯の中には小説や実用書や漫画が100冊近く入っています。

アナログ回帰

ただ、少し問題もありました。
紙の本と違い、電子書籍の場合は1冊単位で人に貸すことができない。友達に面白い本を薦めて布教したくても、電子書籍だとうまく貸せない。

また、これは私がデジタルネイティブでないからかもしれませんが、例えば本棚に本が並んでいる状態と、iPadにたくさんの電子書籍が入っている状態ではどちらか手にとって読む気になるか。

というのも、私自身が小学校に入った時に、父から大量の漫画を買い与えられたのです。共働きだった両親はだいたい家にいなかったので、私は一人の時、よくその漫画日本の歴史シリーズや世界の歴史、偉人の伝記などを読んていました。
その結果もあって、私は歴史や国語が得意でした。

私の5歳の子供にも同じように本を楽しんで欲しいのですが、さて、どういう風に買いましょうか。そこが悩みです。
紙の本を買ってきて棚に置く。
それとも、専用の端末を買って、そこにDLして行く。
デジタルかアナログかそれが問題だ。

そもそも所有権はあるのか?

約款読めよって話ですが、電子書籍やネット配信されている音楽を購入したとして、アマゾンやアップルが潰れても同じように書籍や音楽は聞けるのでしょうか?

私だけかもしれませんが、子供の頃や学生の頃に読んだ本を、ある程度時が経ってから読み返すと、新しい発見や感銘を受けることがあります。
そういう年単位、10年単位の保存熟成にデジタルは耐えれるんかな。
10年置いてたらバージョンが古くて読めませんとか言われそう。。。

うむむ。
来年、うちの王子が小学校に入学する時に、海賊の宝箱みたいな箱の中に本を詰めてプレゼントしたいなーと思ってるんですが、さてさて、デジタルにするべきかアナログにするべきか。。。

To digitize or not to digitize, that is the question….


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