見出し画像

「私らしく」生きていくということ。

こんにちは。面白そうなコンテストを見つけたので、書いてみようと思います。真面目にテーマに向き合って書くのは一体いつぶりでしょうか。笑

1.現状

私のことをフォローして下さっていて、以前の記事も読んでいる方はご存じだとは思いますが、私は現在大学生です。そのため、アルバイトに関してお話していきますね。

個別指導塾にて塾講師として勤務しています。ちなみに、大学入学後すぐから現在までずっと続いていますね。現在の出勤日数は週に3日。1日当たり2~3時間ほど授業をして、帰るといった感じです。

これだけ聞くと、「思ったより働いてるじゃん」と思われる方もいらっしゃるでしょうし、そうでない方もいることでしょう。また、大学生の定番のバイトとも言える塾講師ですが、向き不向きがあるのか、私の友人は「あんなバイト2度としたくない」と言っていました。

ここで、ふと思ったのです。バイトを始めた当初は、塾講師の仕事内容そのものに魅力を感じていなかったよなあ、ということを。じゃあ、逆になぜここまで続けられたんだろう、ということを。

2私が仕事を楽しいと思ったきっかけ

バイトを始めた当初は、「高額時給・短時間でそれなりに稼げる」という点に魅力を感じていましたが、人に勉強を教えるのが得意でもなく、コミュニケーション能力が特段優れているわけではない私は段々と仕事内容に息苦しさを感じるようになりました。

なぜなら、個別指導塾に来る生徒って大抵勉強嫌いで頑固で反抗的だから!笑

ここ1、2年はそうでもないかもしれませんが、元々の傾向として、個別指導に来る生徒は多かれ少なかれそれぞれ"クセ"があるもの。それゆえ、一生懸命教えてもなかなかうまく成果が出ない現実に泣きそうになったこともありました。

ですが、それも当然ですよね。自分を変えることですらとてつもなく難しいのに、簡単に人のことなんて変えることはできません。

そこで、考え方を変えることにしました。「この局面をどう乗り切るかで、今後の自分の人生が変わる」と。失敗も成功も全て自分の糧にしてやろう、と腹を括ったと言ってもいいかもしれません。

その矢先、当時担当していた受験生の生徒Iくんが変化の予兆を見せ始めたのです。今までは宿題を出しても全く手を付けてこなかったのに、自分のわかる部分、興味のある部分だけでも解いてきて、わからなかったところは授業中に質問してくるようになったのです。

これは彼にとって大きな一歩でした。その後は、次第に勉強に対する意欲も高まっていき、最終的には志望校に合格していきました。

この過程で、「ああ、自分は誰かが自分の道を切り拓くサポートができたのだ」と、そして目に見える成果よりも、誰かにとって役に立った瞬間に喜びを感じるのだと、そう気づくことができたのです。

それからは、生徒と学生時代のあるあるを話したり、相談に乗ったり、勉強を教える以外の部分での関わりをより一層大切にするよう心掛けています。

Iくんの出来事のような、思いもよらない小さな変化が見たくて、私はきっとアルバイトを続けてきたのでしょう。

3これからは

大学卒業後は、アルバイトを通して気づいた、自分の価値観や性質を第一に考えながら、「自分も仕事をそれなりに楽しんで、そして人の役に立つ」そんな仕事をしたいです。

それは、目に見える数的成果が求められる営業向きではないかもしれません。あるいは、「そんな甘っちょろいことを言っていては駄目だ」と言われるかもしれません。

こういった後ろ向きなことを考えながらも、「『自分のちょっとの好きと、得意』を使って色々な人や社会に貢献していきたい」という根本だけは大事にしていきたいと思っています。

のろまでぐずでも。不器用で、ひとつのことを習得するのに時間がかかろうとも。何か、できることはあるはずだと。

だから、私は今日も、「自分らしい働き方」って何だろうと考えながら来たる将来のことを想像しています。

「自分らしい働き方」——もしかしたら、自分が心地よく感じる生き方を選択する、ということなのかもしれませんね。

ここまで読んでいただきありがとうございました。





この記事が参加している募集

スキしてみて

サポートしていただいたお金を貯めて本を買うことにしました。よろしくお願いします!