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it と that(this)の違い

またまた英語教材を作っていて疑問がでてきた案件。
みなさんit, that, thisは使いわけできますか?

なんとなくthisはこれ、thatはそれ
物理的な距離があるものに対して使い分けをしているかと思います。
でも今日例文を作っていて

"What is this ?"
" It's a pen."  "This is a pen"

"What is that ?"
"It's a pen." "That's a pen"

感覚的にはわかるけど何がどう違うと説明できるか不安に・・・
困ったときは文法書とyoutube!

What is this ? と What is that ?

"What is this ?"
" It's a pen."  "This is a pen"

上記に関しては距離の問題と理解しました。
質問者がペンを手に持って聞いていて、回答者がそのペンを持てない距離にいる場合。指をさして" It's a pen"になります。

逆に"This is a pen"と会話では返さないですね!というのも、回答者が質問者からペンを奪い取って(笑)これはペンよ!と言わない限り起こらないから。つまり会話では"It"を用いた回答がナチュラルだと思いました。

テストなどでもIt's a pen.と答えるのが正しいので、"This is a pen"は「これはペンです。」の文章のみ使うことになります。

"What is that ?"
"It's a pen." "That's a pen"

これは調べた限りどちらも会話ではOKそうです。
というのも「あれはなに?」と聞いている質問者もペンから遠い場所におり、その横で会話しているであろう回答者もペンから遠い場所にいるであろうと予測します。のでIt(それは)でもthat(あれは)でも問題ないです。

it と that の使い分け

じゃあ何を悩んでいるのか。
例えば

I'm thinking of studying abroad. に対して
(私は海外で学ぼうと思っているの)

①That's a great idea !
②It's a great idea !
(いい考えだね!) 

どちらで答えますか?

文章で書くのはどちらもOKなのですが
私の文法書を読み込むと会話においては Itは一般的な表現で使う。
Thatは前の文章を指すとありました。

①は「海外で学ぼうと思う」ことに対して
  「あなたのその考えとてもいいと思う!」と同意している
②は一般的な表現としての聞こえ方なので意味は通じるけども若干他人事
 「(学生の海外留学は普通という一般論があるし)いいんじゃない!」

のように聞こえるのだとか。難しい・・・・
このニュアンスを小学生や中学生に教える気はさらさらないですが・・
英語って奥深いなと思った it とthat でした。

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