30チャday10、オンライン英会話と「加害性」の肯定(日記15)

昨日に引き続き、さっきもオンライン英会話に挑戦しようとしてまた諦めました。こんなに嫌ということはもう向いていないんだと思う。

ズラっと並んだ講師のうち、たった1人を選択するのが怖いという話をした。こうした行為を避ける方法として、最初に表示された人を強制的に選択するという手法がある。これを実践してみようと思った。

……なんというか、そういう問題ではないのだ。たぶん、オンライン通信で外国語を話すということがそもそもキツいのだ。まず、オンラインだと、普通の会話すら通じているか怪しいところがある。お互いの通信環境によってもラグが発声したりする。このとき、私自身の英語力の問題なのか、それとも通信環境の問題なのかという戸惑いが生じる。加えてそれ以前に、外国語以前に、歯並びの悪さのために私の声が通りにくい問題が存在し、ちゃんと自分の言葉が発生されているのか毎日気を使っている(この点は本当に納得がいかない。ハードモードすぎる。酷すぎて矯正も容易くないし)。

つまりオンライン英会話における通じにくさの原因として、通信環境・歯並び・英語力という三つの障害が絡み合うことになる。したがって講師に迷惑をかけてしまう要因が複数存在し、それはトリプルタスクであり……

うーん???

このようにやらない言い訳を考えてみたが、なんだか馬鹿らしくなってきた。要するに、自分が傷つきたくないということだ。相手に迷惑をかけることで、嫌われたくないのだ。あったこともない他人に対して、なんとどうでもいいことで悩んでいるのだろうか?

たぶんこの点を乗り越える(諦め以外の)唯一の解決策は、自身の「加害性」を認めることである。むしろ積極的に加害していくくらいの気持ちで挑むことである。加害の肯定。(おそらく『嫌われる勇気』に近いメンタルセットだと思われる。)HSPである私は、加害することを過度に恐れている。相手への「被害」を共感してしまう性質を持つがゆえに。「加害」とはいえ、相手は講師なのだから、多少迷惑をかけたところで、本来別に嫌がりもしないだろう(日常茶飯事と思われる)。よほど差別的なことを言わない限り。常に傷つくのは私なのだ。ちっぽけな自尊心が。しかもかすり傷を、何か大けがかのように考えている。もはや自己陶酔・被害妄想の一種だ。おこがましい。

むしろ一回きりのオンラインなのだから、迷惑をかけたって傷つけたって、こちらがどんなに傷ついたって、それっきりのはずである。これが対面との違い、メリットの部分だ。オンライン英会話にもいいところがあるじゃないか。殴り込みに行くぐらいの気持ちで、数をこなしまくる。スパーリングしまくる。相手を人間として尊重するのではなく、自身の成長の糧として雑に扱う。むしろこれくらいの方が、われわれ豆腐メンタル者にとっては適切なのでは?実際にやってみると、どうせ気を使ってしまうのだから。バランスが取れてちょうどいいまである。そういう性だ。

このように考え直すと、少し恐怖心が晴れてきた気がする。今日はもう疲れたので、明日こそ再々挑戦してみよう。

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