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性格の悪さが出ちゃってる人が好き

あんまり広くはバレてないけど実は性格が悪い、というか性根が腐ってやがるのに、それを表に出さないのが上手な人っていますよね。


ケース1)不味いスルメ

特徴:第一印象は笑顔で感じがいいけど、1~2年かけてジワジワと本性を現す。

顔は笑ってるんだけど、この人なんだか信頼が置けないんだよな…という、自分の中のアラートが危険信号を発することがあります。

他部署とか隣近所とか、そこそこ距離があれば「いい人」っぽいけれども、同じクラスとか直属の上司とかの近い立ち位置になると徐々に性格の悪さが現れ出でて、第一印象の疑念が確信に変わっていくタイプです。

ジワジワといい味が出てくるならいいんですけどね。
(食べるスルメは大好きです。)

こういう人は、対外的には感じがよかったりするのでタチが悪い。
身近で、しかも自分より立場の低い人にだけ分かるようにコソコソ嫌がらせをしたり、小声で暴言を吐いたりする割に、上司や他部署の人には調子よく接していて評判が良かったりするのです。
そのやり方の汚さと巧妙さで、いざ被害を受けたときに理解者が現れにくい。
悩んだ末に思い切って相談した相手に「えーあの人、いい人じゃん」と言われることほど辛いものはありません。

スルメかも…という人が近くにいる方は
一刻も早く(出来れば音声データや画像データを相談窓口か労働基準局に提出してから)逃げてください。


ケース2)常に被害者のネズミ

特徴:「どうせ…」が口癖で、人の話に「ひどい…」というリアクションをよくする。

運が悪かったなーということは誰にでもあって、それが人より多めに割り当てられる場合もあると思うんです。世の中は不公平だ。

でも、常に、必ず、いつでも、100%被害者ってことは殆ど無いと思います(幼少期からの虐待被害等は別です)。

誰でも人から傷つけられてるけど、他者との接触がある以上どんなに気をつけていても、自分が人を傷つけてしまうことだってある。
みんな被害者であり、加害者でもあるのです。

自分が誰かに嫌な思いをさせている可能性もあるということを念頭に置かずに、動物のドキュメンタリーで常に様々な肉食動物に食べられているネズミのように「わたしは弱者でいつでも人から被害を受けている(ぴえん)」という顔をして憚らない人がわたしは苦手です。
(ちなみに、ネズミという動物そのものは好きです。)

人の勘違いを「ウソつかれた…」と表現したりとか、自分が間違えて購入しただけなのに「騙された…」と言ったりとか、
罪のない他者を悪者にする小さなホラを呼吸のように吐けるのが特徴です。

こういう人は被害者ポジションを確保するのが得意なので、人から同情されこそすれ「あの人は性格悪い」という評価になりにくい。ああタチが悪い。

ネズミかも…という人が近くにいる方は
いつの間にか加害者ポジションに追いこまれる前に、どうぞ距離を置くようにしてください。

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性格の悪さが分かりにくい、露呈しにくい人ほど気付くのに時間が掛かるし、気付いた後も周りから理解を得られず苦しいものです。

だったらわたしは、性格の悪さがうっかり表に出ちゃってて、悪い分だけ周りにしっかり嫌われている素直な人が好きです。

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