ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や…

ちびろ

夫と2人で日々穏やかに暮らしています。 子どもを持ちたい気持ちはありません。 生活や仕事をしている中で感じた諸々を、今は週1回くらいの頻度でnoteにしたためています。 コメントが付くと嬉しくなります。

マガジン

  • 繰り返し読みたいnote

    はたと行き詰まったときに振り返りたい記事をまとめました。

  • わたしの頭の中

    心の中で色々思うことはあれど、実際口に出すのは3%くらい。そんなわたしの頭の中で考えていることを綴りました。

  • 怒る女

    この世の中、やっぱりおかしい。怒る女は嫌われがちだけど、もう別に嫌われてもいいやと思って書いた諸々です。

  • 仕事と職場

    一般職の事務員として働いています。 地味な仕事のなかでも事件は起こる。 社員のほとんどが人見知りの会社で働いていて感じた諸々です。

  • 夫婦ふたり暮らし

    40代夫婦。子どもはいません。 将来は縁側でお茶を啜るようなおじいちゃんおばあちゃんになりたい。 そんな我が家のふたり暮らしについて書きました。

最近の記事

  • 固定された記事

子どもと友だちがいないことを励まされる、けど

わたしには子どもがいません。 友だちも、ごく稀に会う人が1人だけ。 基本的には最愛の夫と 薄ーい付き合いの会社の人と ときどき会う生育家族と ごく狭い人間関係で生きています。 わたしはそのことに対して、基本的に負い目も引け目も哀しみも感じていません(子どもがいないことについては、たまに夫に「ごめんね」と思うけど)。 友だちが実際100人いたら、3日に1回誰かの誕生日パーティーが開催されて身が持たないし、最近A子とB美が揉めてるとか、C介とD雄が別れて気まずいらしいとか

    • サウナで言うと春は

      サウナは、季節に例えれば夏でしょう。 冬という水風呂を経て 春という外気浴で整う。 水風呂に入らないなんて人生の半分損してる、と言われますが(言われますか?)、季節は否が応でも万人に満遍なく訪れるわけですから、サウナに入ったことのないあなたも、サウナには行ったけど水風呂はちょっと、というあなたも、季節においての水風呂には、既に入ってしまっていると言えるでしょう(は?)。 夏は冬に憧れて 冬は夏に帰りたい と小田和正も言っています。 サウナに入っているときは水風呂を強く

      • 考えるのは苦しいから

        何か用事をしているときに 話しかけられると苛つきを覚えます。 仕事に集中しているときに 緊急の依頼が入るとストレスがかかります。 たぶん、わたしは感じているのです。 「考えさせないで」と。 考えるというのは、ひどく骨の折れる行為です。 たとえば、ただA地点からB地点にものを運ぶだけなら訳はない。 けれどもあとからC地点に運ぶために最も効率のよい置き方をしないといけない、という条件が加わると途端に手が止まります。 考えないといけないからです。 あるいは、新しい仕事や

        • 気にならないこと/なることはあなたの

          約◯◯とか ◯◯くらいとか ◯◯程度とか 曖昧な数字をどの辺りで区切るかって 結構、性格が出ますよね。 ということを 「いやー前の家、5年10か月くらい住んだから、今の家にまだ馴染めなくて、なんだか人ん家にいるみたいなんですよね。」 という会話が聞こえてきたときに、思いました。 5年10か月、くらい。 恐らく、正確に言うと5年と9か月と20日とか、そんな感じの日数なのでしょう。 でもわたしだったらたぶん 同じ年月その家に住んだとして 6年くらい、とか 6年弱など

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        記事

          寛容になりましょう、でいいのか/不適切にもほどがある!

          如何ともしがたいモヤモヤを抱え、ときに我慢しきれずそれを放ちつつも、最終話まで何とか観たドラマ「不適切にもほどがある!」について。 …とは言えドラマ鑑賞中ずっと不愉快だったわけでもなく、人生の最終回が決まっていることの切なさに感じ入ったり、昭和/令和あるあるにクスリとなったり、令和にタイムスリップしていた主人公が元の時代に戻り、かつて昭和に生きていた頃には当たり前だった当時の常識に疑問を呈する場面でさもありなん、と頷いたりもしました。 (ただ、女性教諭へのセクハラとケア労

          寛容になりましょう、でいいのか/不適切にもほどがある!

          闘う女でありたい/『風よ あらしよ』

          『風よ あらしよ』を読みました。 女性活動家、伊藤野枝の生涯を綴った小説で、基本的に野枝の視点から描かれていますが、時折語り手が周囲の人々に移ります。 家族やパートナー、 『青鞜』の面々、 同志や友人、 最終的に野枝を粛清した憲兵も 次々と、心の内を語ります。 こういう形式の小説、好き。 別の視点から同じ事柄を見つめると全く異なる話に結実するという発見と、この多種多様な人々の独白を1人の作家が描いているというある種の戦慄を覚えるからです。 物事の、ほんの一端を見ただ

          闘う女でありたい/『風よ あらしよ』

          ふてほどは多数派の物語、だからモヤモヤするのかも

          不適切にもほどがある!(通称:ふてほど)というドラマについて、先日「中2男子には昭和がよく見えるのかもしれないけど、わたしは絶対戻りたくないし、まじで無理」という記事を書きました。 若い頃から、数々の宮藤官九郎作品で励まされてきたわたしは、このドラマに第1話からずっと大いなるモヤモヤを抱きながらも視聴し続けてしまい、でも夫以外の周りの人々は大体「クドカン面白い!」「最高!」論者で、わたしの感じた違和があまり伝わらなかった故、noteに長めの駄文を書き綴ることにしました。

          ふてほどは多数派の物語、だからモヤモヤするのかも

          子どもに微笑めないってだけなのに

          わたしは、人間の子どもをかわいいと感じたことがありません。 動物は大抵好きで、例えば一般的にあまり人気があるとは言えないハダカデバネズミすら愛おしく思うのに、何故人間の子どもだけにまったく興味が湧かないのか、自分でもよく分かりません。 偶然、電車内やレストランなどで隣り合わせた子どもが、信じられないほどの大きな声で叫び始めたりすると、わたしは恐れおののき固まってしまいます。 「かわいいと感じない/無関心」から 「苦手/恐怖」へと移り変わる瞬間です。 保護者の方も大変な

          子どもに微笑めないってだけなのに

          怯えた目でわたしを見ないで

          たまに、怯えられることがあります。 法事の帰り、喪服のまま 俯きがちでブランコを漕いでいたときに 夜、ぼんやりした灯りを手に 狭い私道から抜け出たときに ペットの餌(たんぽぽの葉)を採取する為に 近所の公園にハサミを持って立ち入ったときに ときに霊的なものに見間違えられて あるいは、すわ不審者かと危ぶまれて。 女で小柄で薄い顔ゆえか、わたしは 人から怯えられる経験値が低いのです。 外回り営業をしていた頃、 住宅街を頻繁にウロウロしていても 職務質問をされたこともな

          怯えた目でわたしを見ないで

          愛も情も無い、くらいが丁度いい

          女性活動家、伊藤野枝の生涯を綴った小説『風よ あらしよ』を読みました。 小説の感想はまた別の機会に書くとしまして、今回は野枝のパートナーである大杉栄の心情を記した一場面から、勤め先の会社との向き合い方について思ったことを書こうと思います。 大杉栄は一時、軍隊に属していたことがあって、小説の中で本人がその頃のことを振り返ったときの気持ちがこのように表現されていました。 上官に決して逆らってはならない軍隊という特殊な場だからこそ、これは服従か、それとも盲従なのか…と悩むこと

          愛も情も無い、くらいが丁度いい

          酢好きの人見知りはメンマを頼む(タブレットで)

          お酢が、好きです。 タンメンや塩焼きそば、中華丼なども好きです。 塩味には、大体お酢が合うからです(自論)。 ときどき、タンメンを食べに 日高屋に行きます。 そこそこ都会で暮らしていてよかったなと思うのは、外食産業がむちゃくちゃ発達していて安いことと、女1人で入店しても目立たないことです(だってわたしだけじゃないから)。 平成の御代を思い起こせば 世間はまだ女性の1人客に慣れておらず 「女1人で外食なんて、かわいそう」 「女のくせに料理もできないの?ププ」 という

          酢好きの人見知りはメンマを頼む(タブレットで)

          「女心が謎」とか言ってる時点で女心分かってない説

          この話は一般的ではないかな たぶん伝わらないよな でも、もしかしたら… と躊躇しながらも、一縷の望みをかけて、今までにモヤモヤした体験や、そのときの自分の心の動きについて説明してみるときがあります。 ピンと来なくても致し方ない なるほどねーくらいの反応かなきっと でも万が一、共感してくれたらうれしい そんな気持ちで話してみたとき、 個人的に最もがっかりする答えがあります。 「女心、謎だわー」 … は? …おんなごころ? あなたが分からないのは飽くまで「わたし」の

          「女心が謎」とか言ってる時点で女心分かってない説

          不倫と、そうじゃないやつ

          不倫は、関わった人全員を不幸にする。 だから不倫をしてはダメ。 ダメ、ぜったい。 確かにそうです。 不倫は、大切な人を裏切る行為。 全てが詳らかになったとき、 少なくともパートナーを傷付けるのは自明です。 どうしてそれが分かっていて 行動してしまったのでしょう。 … と言いつつも、わたしはわたしの夫以外の、知り合いなり有名人なりの不倫を知っても、またそれが如何にクリーンなイメージの人であったとしても、裏切られたような気持ちにはなりません。 知らない内に惹かれてしま

          不倫と、そうじゃないやつ

          一生見てたい/作りたい女と食べたい女

          滋味深くやさしく、しみじみと美味しいものをいただくと、ああこれ、永遠に食べていたい、点滴のようなものでずっと口内に送り込んでいたい、と思うことがあります。 夜ドラ「作りたい女と食べたい女」はわたしにとってその、ドラマ版と言えます。 シーズン1では「仲良しのご近所さん」という間柄だったお2人が、どうもお互いに惹かれあっているらしいという展開を感じさせつつあるシーズン2、野本さんと春日さん双方のお隣(つまり2人の間の部屋)に、南雲さんという女性が引っ越してきます。 一昔前の

          一生見てたい/作りたい女と食べたい女

          これは言っていいんだっけ、ダメなんだっけ?

          コンプライアンス=法令遵守。 ただ一口に「コンプライアンス」と言っても、昨今では単に法令を守るだけではなく、社会規範や企業倫理に基づいて社会的ルールを守る、という意味を含むようになり、いわゆるハラスメントもコンプライアンス違反の1つに数えられます。 コンプライアンス 社会的ルール ハラスメント …まぁ、めんどくさいですよね。 一介のしがない事務員であるわたしでさえ 雑談ひとつするにも気を遣う今日この頃です。 これは、言っていいんだっけ ダメなんだっけ? … 息苦

          これは言っていいんだっけ、ダメなんだっけ?

          タイトルって大事(苦手だけど)。

          外出する際は、カナル型イヤホンを携帯するようにしています。 耳の穴に、スポッとはまるやつ。 聴覚が若干過敏気味のわたしは 駅のアナウンスや 街の喧騒などで びっくり仰天して 心臓がバクバクになってしまうからです。 恋?トゥンク とは思えないレベルの 動悸・息切れが生じるからです。 耳栓だと遮音され過ぎてかえって危険だし、ノイズキャンセリングほどの高機能でなくてもいいかなーというくらいの緩めの防音は、カナル型イヤホンで十分叶えられます。 せっかくイヤホンしているので 音

          タイトルって大事(苦手だけど)。