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ホック外れの恐怖、からの解放

デスクワークを行っていると、肩が凝ります。

肩、どころか全身が凝り固まってきて、最終的に頭痛を引き起こしたり、歩き出しがぎこちなくなったり、尻の筋肉が攣ったりします。

運動不足、ここに極まれり。

テレワークが廃止になり、結局今は毎日出社しているわけですが、でもテレワークを経たことで、特に社内の方々との非同期型コミュニケーションが進みました。
テレワーク前は紙で印刷して各部署に手渡して回っていた書類を、共有フォルダで回覧したり、チャットで送り合ったりすることがすることが出来るようになりました。

それ自体は寿ぐべきことなのです。
無駄が減ったし、楽になりました。

ただ、本当に、終日、お手洗いに立つ以外の時間ずっと、下手をすると一言も発さずに座ってパソコンをカタカタやれば事足りるようになってしまいました。

椅子と尻が、癒着しそう。
一体化して椅子人間になり、その内キャスター部分から根っこが生えて最終的に床に取り込まれてしまいそう。
(怖い)

このままではまずいと思い、わたしは業務の合間に肩を回したり伸びをしたり、用も無いのに書類を確認する振りをして席を立ったり、色々な動きを挟むようにしています。

割と効果的な運動として、手を後ろで組んで、そのまま腕を斜め上方向にグーっと伸ばす、というのをよく執り行っていますが、この動きって…
ブラジャーのホック外れません?(急に質問)

わたし1回、座っている人の斜め後ろに立った状態でおしゃべりをしながら何の気なしにこの動きをしたことがあって、ホックが外れてしまいハッとして、背中を丸めて何となく腕組みをし、何気ない振りをして自席に戻り、何でもない風を装ってお手洗いに立ち、慌てて直したことがあります。

…あれ、バレてた気がする。

たまに意識的に動かしていかないと体中が凝り固まって、このままでは生き物として何か重大な問題が起きる予感しかしないのです。
デスクワークなんて現代の人間としては珍しくはないけれど、動物としては「一日中座って動かない」なんてことは異常であるに違いない。

動物はきっと、デスクワークを想定して設計されていない、と思うのです。

だからわたしは、ブラジャーをやめました。

以前ブラトップについて書きましたが、もう毎日ブラトップに切り替えました。

ブラトップで過ごすようになってから、如何なる動きを加えようともホック外れの恐怖に怯えることはなくなりました。肩紐も落ちてこないし。
ラジオ体操第一も、第二だって怖くない。
快適。

若い頃はかわいいブラジャーをしていたかったし、まあちょっと色っぽい意味でもブラジャーでないと、と思っていたフシもありました。
でも今はそれよりも何よりも、健康第一。

しかも、健康を選択して尚、自分の好む、気分を上げられる洋服を着ることが難なく出来るわけですから、一石二鳥というものです。

どんなストレスも無くせるものは無くして、可能な限り心地よく毎日を過ごしていきたいと思っています。

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