マガジンのカバー画像

詩作 シロちゃん

41
本
定食亭定吉の詩作。noteで販売している詩作を。
運営しているクリエイター
定食亭定吉

詩作2023年11月

まずは、無料詩作を。 「君の背中」 君の背中 何も語らず 何も告げられずに 日々に埋もれば 淋しくないと この瞬間も流れるなら 君の旅立ち受け止めて　 心に宿る僕 さあ それより やってしまおう 後片付け 見えなかった青空よ 澄ました心で 見てみよう 銃声で響くなら ためらいもアリだと 遠く離れた 君に向けるなら ※死んだら魂は旅立つのでしょうか。 「クローゼット」　　2023 10 27 見てないことなのかも 知ればわかるか 時間はかかるか 同じような

122
定食亭定吉

2023年１０月詩作

月1を目指していきたいと思います。 まずは三作 「帆に受けて」 荒波 進め船よ 今すぐ すでに吹雪く 波風 帆に受けて 誰も見ぬダンス 僕らは踊る せめてfor you 切ない朝に 汽笛響かせ 「スガルヨウニ」 諦めるのもトライよ それも素晴らしきか まだ眠くない 終電に目覚める 眠る街に 灯火に甘えて スガルヨウニ 陽が昇るまで 澄み切った 空 旅立つ船 過去の余韻は 海に眠らせて 未来へ 向かうことが 全てでないと ワイン片手に 夢を語る 僕は知らぬ

100〜
割引あり
定食亭定吉

猫（仮）

悪いことは 起こらないような 昼下がり ようやく 温もりを感じ アスファルト 猫は 幸せなふり 眠りたいない ノートを再読 また忘れてた また書いて

定食亭定吉

波風シャウト c/w

2023 6 18 昨日のことも忘れ 想い出せぬビーチ 風を集めて今 未来へつなげよう 深く潜水 ミエナイ ミタクナイ 追いかけるカモメ 追われるリアル また帰らなければ 貯まるワーク

100
定食亭定吉

咲き乱れよ

咲き乱れよ 咲き乱れよ キレイになるまで それでも 選べし 刹那な世に 月光り 乱れし 乱れし 包み物 解く時 小さく 小さく したためて 胸を見せ

100
定食亭定吉

ラブ　アィディティー　c/w　レッドアロー

汗ばむティーシャツ 着替え勝負に出る ラブアィディティーを捧げるために お前のにおいを思い出しながら 列車に乗る景色も喜んでいる 俺と一体化しているドラマがある 心どよめく　体どよめく 男の上半身　腹がたるみ 太陽とデスマッチなシーン 空にジェット機が通過する どこに行くのだろうとも思わず ただ泳いでいた夏休み 2006 7 31 「レッドアロー」 僕を追いかける僕 この列車で逃げたい 下り列車のホーム 樹海まですぐだチチブ− 偶然と必然の説法 今の僕は昨日

100
定食亭定吉

チョコバナナクレープ　c/w 年末

導かれた信書 雨に急ぐ 郵便屋さん 空荷のバイクで心軽くなれば メインイベント前の クレープ 見えない相手探すように スルーした信書 見つめている ここに来るまで 閉じたメモリーよ ほんのりクレープ 包み込まれて 今日も澄んだ空 済んだ配達よ 郵便屋さん 清々しく サービスされた クレープ 甘いチョコに フレッシュな 想いにされて 想いは風に吹かれて 行く先を悟らて この先は曲がり角 見失わずに ここに来るため 開いたメモリーよ 舞い上がれ あなたの未来へ ここ

100
定食亭定吉

脱いだよ　c/w 定刻24時

脱いだよ　脱いだよ パジャマを脱げば パジャマを脱げば わかるさ　わかるさ 生まれたままの姿 生まれたままの姿 脱いだよ　脱いだよ ひんやり　ひんやり わかちゃった　わかっちゃた 私のキモチ わかちゃった　わかちゃった あなたへのキモチ さあ　どこへ さあ　どこで 脱いだよ　脱いだよ 2016　2　27

100
定食亭定吉

都庁方面　ｃ/w ギリギリライフ

都内某所のアパート 四階のベランダで 都庁方面をみつめる くたびれた　ビルたちは 豊かさのシンボルか 貧しさの功績か 猫がもがく 屋根から落ちぬように 僕は見ていた 猫も羞恥心を消すように 生きている 都内某所のアパート 四階のベランダを 都庁方面をみつめる くたびれた　服たちは 豊かなのは心だけか 貧しさのシンボルか 猫がもがく 無理してすり寄る 僕は見られていた 猫も我を気にするように 生きている 2012　11

100
定食亭定吉

遅い青春　c/w　焼増し

遅い青春 遅咲きの花を 楽しんで 大岡川沿い 日ノ出町駅 降りる シートをしいて語り合う 互いの傷に触れぬように 未来に咲かせるように 2023年3月 「焼増し」 頼む　邪魔をするなと言いかけた 親の人生をコピーしたような子の人生 エゴイストの焼増し 望まないことばかり 晴れているのに 陽の目も見ない僕 ウジウジする 絶交の今日だ 2023 1 4

定食亭定吉

白けたキャンパス　C／W　付け焼き刃

オレンジが照らす 今日も起きる 目先を見ている 見て下さい私を 今日は輝けた 昨日はバブル 白けたキャンパス 黄ばみと茶渋で染まる 休み明けは 期待しよう 2005 03

100
定食亭定吉

どぅゆー　c/w 技なき武道家

朝焼けは眠く コーヒーで起こす 眠くてたまらず 陽が沈むまで この街で ほこりまみれから 夜空を見上げる 開き直り窓全開 　　　　　　　　2005　5　16

100
定食亭定吉

ジェット　c/w 地球にプレゼント

街を飛ぶジェット笑い去った 今日はどんな人を連れて？ 昨日　見た夢なんて 昨日　食べた物なんて 向こうにはいるよ かみ合わない世界だけど 高く高く飛んでいくのさ いつになく羽をのばして 満たされない心 満たされないマイルで 街を飛ぶジェット　泣いて去った 明日はどんな人を引き裂いて 明日　見る夢なんて 明日　食べるものなんて 向こうにはいるよ 外れた世界だけど 高く高く飛んで行くのさ いつになく羽を広げて 満たされない想い 満たされないマイレージで 201

100
定食亭定吉

OHANABATAKE　ｃ/w　試食コーナー

ぼんやりと過ごしていた 道しるべはなく 迷いも楽しんでいる 七色では描けない 季節にもがきながら 君しかわからない ドラマは進んだ お花畑に咲いた僕ら 風に癒されながら ぼんやりと過ごしていた ガイドはなく 悩みも楽しんでいる 七音では伝わらない 季節に打ちのめされながら 君しか歩めない ドラマは進んだ お花畑に咲いた僕ら 風に悟られながら 2020　03　05

100
定食亭定吉