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長島にとっての幸せ

こんにちは!ユンヌンチュ(与論島の方言で与論の人を意味します)の長島です。
みなさんにとって幸せに直結するものを挙げるとしたら、どんなキーワードが浮かびますか?
仕事、家族、友人、趣味、お金など、一般的に重要とされているものではなくて、もう少し自分のストーリーが乗っかったキーワード。自由、挑戦、可能性、創造、団結、個性、平等、平和、みたいなイメージです。


僕にとってのそれは「繋がり」です。


僕は人が繋がる瞬間が好きです。シンプルに人が仲良くなるのもそうですが、特に下記の2つは僕の心をホクホクさせます。

・プレゼントやサプライズのように、誰かがだれかのために行動する瞬間。
・スポーツやコンサートのように、みんなで何か一生懸命取り組んだり、熱狂したりする瞬間。

こう考えるようになったのには、僕が島で育ったことが大きく起因します。地方にはよくあることかもしれませんが、恩送りの文化が強く根付いています。

僕の実家は畜産業を営んでいて、家の前で30頭ほどの牛を育てているのですが、難産の際には、隣の家のおじちゃんや父の友達が駆けつけ、助けてくれます。漁に行ってたくさん獲れたり、本土に住む親戚からお菓子やフルーツが送られてきたりした際には、お裾分けしてくれます。年始には、友達の親や親の友達など、血のつながった身内でない人からもお年玉をもらいます。こういった助け合い、恩送りのようなものが循環していて、何となく心が近付く感じ、温かさみたいな、ポジティブな空気が漂う感じがして、すごく好きでした。居心地がいいんです。

また、与論島では地域ぐるみでのイベントが多いです。町民体育大会、駅伝、ボランティア、餅つき大会などがあり、よく参加していました。それから、島には自然しかなく、小さかった時はまだスマホも普及していなかったので、誰かと遊ぶしかありませんでした。だから、人と一緒に過ごすのが当たり前で、そうやって楽しさを見出すようになっていきました。


仕事を通して、人が繋がってる感じを得られれば、幸せに働けるのかなと思っています。

今日から社会人一年目。世界を変えるとか、社会をよくするとか言ってみたいですが、今の僕には本気でそう思えているのかわかりません。ただ、誰かを喜ばせることへの喜びは人一倍感じられると思っています。まずは直接関わった人を幸せにできるようになりたい。そうやって積み重ねて、他者貢献の範囲を広げていくイメージでやってみます。


というすごく真面目なお話でした!華月、頑張っていきましょう!!

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